都内で報道陣に公開されるユニバーサル・ビークル「ロデム(Rodem)」の試作品(2009年8月26日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA 【8月27日 AFP】国内外の研究者や企業などによる産学連携の「ベーダ国際ロボット開発センター(Veda International Robot R&D Center:福岡県宗像市)」は26日、新しい車いすロボット「ロデム(Rodem)」の試作品を都内で発表した。 4つの車輪がついた「ロデム」の外見はスクーターのよう。従来の車いすのように座るのではなく、サドルにまたがってハンドルを握る形式で、利用者が介助なしでも乗り降りしやすいよう工夫してある。操作は手元のジョイスティックで行う。ひざや胸が当たる部分にはクッションが装着されている。 開発した研究者らは、「ロデム」によって人々がより自由に行きたいところへ行かれるようになるほか、乗り物