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ブックマーク / rangelife422.hatenadiary.org (13)

  •  "待ち組"が流行るようだとお仕舞いだね - rangelife

    先日小泉さんと猪口さんが口にして以来あちこちで色んな論評が起きてるようですねぇ。まぁ確かにこの言葉で示されているような一群も存在するでしょうが、何でもかんでも"待ち組"って事になるとちょっと嫌だなぁ。NEETよりも更に悪い意味ですよね、これ。 んで若年層の非正規雇用者発生の流れを考えてみました。片手間なんですんごい適当ですが。 ・30代前半 就職直前までバブル経済を見ている為、取敢えずフリーターなんてしながら希望の職種につけるのを期待した人が多い世代。元祖"パラサイトシングル"か。職業訓練が進まないまま中堅年代に入っており、資格の有無を問わず今後も正規雇用にには困難が付きまといそう。 ・20代後半 バブル破裂後景気回復の兆しが見えない中で学生生活を送り、就職の為に積極的に資格等を取得した世代*1。 が、結局採用試験は「コミュニケーションスキル」を見るばかりで、就職後も資格を生かす機会など殆

     "待ち組"が流行るようだとお仕舞いだね - rangelife
  • ミソジニーはジェンダーについても言及されるべきか? - rangelife

    Leiermannさんの所のこの記事についたトラックバック(kusamisusaの日記さん・烏蛇ノートさん)で出てきた話題について思った事を幾つか。 「恋愛」がある一人(若しくは特定範囲)の人間を特別扱いする行為である以上、それが差別的側面を持つ事は否定できないでしょう。しかしヘテロセクシャルである男性が恋愛を否定するからと言って、それが即ちミソジニー(女性差別・女性蔑視)になると言うのは余りに短絡的ではないですかねぇ? ミソジニーは、女性の持つ個別的事象を捨象して女性というセックス全体を差別・蔑視するものですよねぇ。私は、Leiermannさんがこれまで記事の中で繰り返し否定してきたのは、セクシャリティにおける「男」や「女」に含まれる「ジェンダーに根差したモテ志向」であると受取ってます。彼の主張は、仮に彼がホモセクシャルだったとしても、セクシャリティに対する嗜好として特に破綻は無いですね

    ミソジニーはジェンダーについても言及されるべきか? - rangelife
  •  劣等感 - rangelife

    劣等感って嫌な響きの言葉ですよね。『劣る』という言葉そのものが与えるイメージが良くないし、ルサンチマンの源泉とされたりもしますし。でも私は劣等感こそが人を成長させると考えています。 私は子供の頃部屋に篭ってばかり読んでいて、運動がとても苦手でした。ぽっちゃり体型で走るのは遅い、野球のフライは捕れない、ドッジボールはキャッチできない。スポーツそのものが私に劣等感を抱かせるものでした。 しかし、小学校の終わりの頃でしょうか。体育の時間にバスケットボールをした時の事。思ったよりもゲームに参加できたのです。初めて体育の時間に周りに必要とされたのです。気を良くした私は中学校入学と同時にバスケ部に入ります。それまで「運動オンチ」と散々馬鹿にされ続けた私は、皆を見返してやろうと練習に熱中しました。そして1年生チームの中ではレギュラー扱いを受けるまでになりました。その後転校を機にバスケ部は辞めてしまいま

     劣等感 - rangelife
  •  埋まらない溝 - rangelife

    大人になってからの脱ヲタは難しいのではないか(from outsider reflexさん)のコメント欄より「はるじん」さんのコメント ファッションの種類・傾向は何パターンもあるので、いろいろ試して見てください。 まぁ、何よりまずは関心のアンテナに情報をぶち込むために、いいなと思うファッション誌を買ってみてください。 ですからね、ファッションに時間や金銭を割かない人にとっては、対象に興味が無いんですから『関心のアンテナに情報をぶち込』まなければならない理由がないですよねぇ。仰るように趣味の範囲が広い方が世界が広がる可能性は高いです。しかし趣味の範囲が狭い人にとっては、その趣味を思いっきり深める事によって判る物ってのがあります。一長一短で、どちらが正しいなんて言えませんねぇ。また、何事にも関心のない人がいたとして、『関心のアンテナ』にファッションをぶち込まなければならない理由、それがファッシ

     埋まらない溝 - rangelife
    umeten
    umeten 2006/01/19
    「はるじん」さんの「人間力」的な差別コメントがステキ。
  • rangelife - ゆがんだはしごさんへ

    うつ病患者は、誰にも見破れない危険性が有る(from heartbreakingさん) 最後に名前を出されたので私からのお返事です。 まず最初に申し上げておきますが、私はあなたの『病という病気は存在しない』というご意見には全く反対する立場です。ご自身でもある程度以上の知識はあるとの事ですが、τさんやLeiermannさんの示されたサイトで明確に書かれているように『病』という病気は存在します。何故否定されているのか理解に苦しむほど、お二人のコメントで述べられている通りです。脳の器質的な問題として(セロトニンの不足等)『病』という病気が明らかであるのに、それを『無い』とする論理は飛躍としか云い様が無いと感じます。 ゆがんだはしごさんが考えているのは、『診断』の問題ではないかと感じたのですが如何でしょうか。実際病になってしまった人の脳内では、セロトニン等の分泌が阻害されて病状が現れてい

    rangelife - ゆがんだはしごさんへ
    umeten
    umeten 2006/01/11
    身体への障害・被害を受けたことによる逆説的身体の獲得――「経験」による身体の絶対観が根底にある。一つの視点、また方法論として、彼の意見は否定できない。が、万人に「傷を負え!」といえるのかどうかが問題。
  •  『えぇ、私は非モテです。それが何か問題でも?』 - rangelife

    前回記事「モンダイは何処に?」へのコメントに応えて。 まず、素朴な疑問さんのコメントについて、私も大いに同意いたします。ただ、現状そのまま適用出来るのかという部分で、Leiermannさんの仰るように『「モテない事をモンダイとする」価値観に取り込まれている面がある』事と、ラブハラスメントが「モンダイ」としては一般的に認知されていない事が障害になると考えています。*1 「非モテ」を扱っているサイトで良く見られるコメントとして『モテたいんでしょ?だったら〜云々』という類のものがありますが、この理解自体が偏っている事に気付いていらっしゃらない方が多いようです。無論「モテたいけどモテなくて不満たらたら」な人もいますが、「非モテ」全体をそう捉える事は、事実を歪曲しているとしても云い過ぎではなく、ラブハラスメントの問題が隠蔽されている事に他ならないでしょう。これを告発する手段として「非モテ」を称する意

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    umeten
    umeten 2005/12/17
  • rangelife - 飯は食わんと生きていけない。けれども、だ。

    前回から引き続き『電脳ポトラッチ』さんに対してのエントリになります。 普遍なものは何か 前回記事にて『普遍』が誤解されたとの事で今回のエントリを挙げられたそうです。が、誤解が高じて決定的な亀裂にまで行きそうな気配。 (1)普遍性があるもの→他者とのつながりを欲する気持ち・それを持たなくてさみしい気持ち・孤独感・好きな相手のために何かしたいという気持ち で、私は懲りもせず飯の話で喩えます。 前回は恋愛カレーに喩えました。で、それより一歩引いた『他者とのつながりを欲する気持ち』を喩えるとすると、それは『事』そのものです。人間が生きていく上で欠かせない『事』。社会的生物としての人間にとって『人との関わり』というのは、切っても切れないものでしょう。その意味で『普遍』と言いたい気持ちは良く判ります。 しかしね、拒症の人はどうするの?わないと生きていけない、けれどもえない、いたくない。そ

    rangelife - 飯は食わんと生きていけない。けれども、だ。
    umeten
    umeten 2005/12/06
    女性か……まあ、大学出ていたとして理解が及んでない人間もいっぱいいるし、学歴がどうこうという問題ではないが、少なくともアカデミックな知の文脈からズレた人間であることは確かか。言葉への自覚が未熟だ。
  • rangelife - 共感信仰

    emulated mind : キモオタの生きる道 (from児童小銃.456さん) ネィティブな共感性の欠如を、他人の心をエミュレーションすることで補うということだと思う。キモオタの実態がなんであれ、大人になってから共感性そのものを養うことが困難なら、脱キモオタにはこのやり方しかないのかもしれない。 じゃぁ『普通の人』*1が持っている共感性ってのは何なの?という疑問がむくむく。 共感するってのは例えば『自分が相手と同じ経験をしたならば、同じ様に感じるであろう(その逆も)』と考える事ですよねぇ。それこそがエミュレーションではないですか?共感って精々そんなもんだと思うんですよねぇ。 「相手に共感できない」と言う場合、「経験的に類する物が無くエミュレーション不可の為」なのか、「エミュレーションしたが別の感想を得た為」の2種類な訳ですよねぇ。前者の場合脳の器質的な問題もあって「経験からの帰納的結

    rangelife - 共感信仰
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    umeten 2005/11/18
  • rangelife - ファッションによる差別と侮蔑

    先日のエントリ『脱「脱オタ」』に対して、sivadさんより次のようなブクマコメントを頂きました。 『外見に感情が左右されること自体はどうしようもない。必要なのは多様化。』 仰るとおり『外見に感情が左右される事』それ自体の存在は否定できません。ファッションと言う徹底して外部化されたツールは、我彼の差異を一瞥しただけで認識させる事に適した道具ですし、そこには好みがあるでしょうから。上掲のエントリ『脱「脱オタ」』にて『差別されることが問題なのでは無く、侮蔑される事が問題なんですよ。』と書いている様に、私は他者との差異を求める感情を否定しません。自我を意識する際、そこには常に自我とは異なる他者が存在し、その差異を持って自己たらしめる事になるからです*1。そしてこれはファッションにおける差異化でも同様だと考えています。 服飾と言うのは来、社会的行事におけるルールとして存在しました。それが階層の多様

    rangelife - ファッションによる差別と侮蔑
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    umeten 2005/11/12
  •  脱「脱オタ」 - rangelife

    最近あちこちで言われてますねぇ。『脱オタの目指すものはオタク趣味を放棄することではなく、脱コミュニケーション不全とか脱非モテと呼ばれるものだ』って話。まぁ、現実的には『オタク趣味が一般的認知を受けたから』放棄しなくても良い、って話になってきたと言うことでしょう。 んでもね。最終的に目的とするのは何なのか、と。それが肝心じゃないの?と思うわけです。誰かに愛されたいのか。それともあれやこれやの差別を受けなくなりたいのか。どうもその辺りが混ざった状態で話が進んでいる気がしますねぇ。 愛されるってのは、他の誰かと区別して自分だけを特別扱いしてもらうという事で*1、ある種の差別を容認せざるを得ない。これは同時に、差別を完全に否定する事は個として愛される事を否定する事でもあります。そう。どちらも問題の質では無い。差別されることが問題なのでは無く、侮蔑される事が問題なんですよ。 この侮蔑感情の根っこに

     脱「脱オタ」 - rangelife
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    umeten 2005/11/08
  •  恋愛は社会的承認の基準になりうるか - rangelife

    前回のエントリ「恋愛する事は不幸なのか、それとも幸福なのか」へのブックマークコメントにて、id:memoclipさんより『社会に関わらないと人間は細り弱っていく。おかしくない、必要だ。』との言葉を頂きました。『社会的承認との相互作用にて人は生かされており、社会的承認は否定されるべきものではない』との意図と解釈しましたが、これでよろしいでしょうか? 取敢えず、この解釈を前提としてお答えしたいと思います。 さて、社会的承認の存在意義については私も否定いたしません。寧ろ自己実現や自己承認の過程、自己不全感の超克において多くの場合必要とされ、プラスに働くケースも少なくないと考えています。人間は「社会的生物である」と言われるように、自己承認と社会的承認は密接な関係にあり、相互に作用しあうものでしょう。 『仕事』で考えてみると、会社という共同体=社会の中で自己実現するには社内の社会的承認が必須ですし、

     恋愛は社会的承認の基準になりうるか - rangelife
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    umeten 2005/11/05
  •  選択の自由 - rangelife

    「○○しなくてもいい」という言葉の残酷さ (from hopeless worldさん) ん〜〜〜〜〜。 色々考えてたんですけどねぇ。結局『恋愛が普通にできることが社会的承認を得る最低条件』に同意できないので、ちゃぶ台返しにしかならないんですよねぇ。やっぱりこの前提条件が成立している(と受け取る事が出来る)事が一番の問題なんじゃ無いかと。 例えば、中国に行ったことの無い人が中国の事を語ってはいけないのか*1、と聞かれれば殆どの人が『そうではない』と感じるんじゃないですかねぇ。同じ様に、恋愛経験の有無は関係なく恋愛を語っても良いし、そこに主観による評価があって良い。そして恋愛なんてどうでも良くて、全く無視したって構わない。 勿論、経験の有無で知っている事や感じ方に違いはあって、そこに差異は生まれるけれども、それは『自らの経験、知識が全てでは無い』ときちんと認識し、決め付けさえ行わなければトラ

     選択の自由 - rangelife
    umeten
    umeten 2005/10/27
    タイトルを「経験からの自由」とした方が良かったか?>「経験」とは肉体という一次ツールを利用した情報
  •  違和感の正体 - rangelife

    昨日作ったモテマップに色々落とし込んで対立軸を浮かび上がらせようとしていて、ふと気付いたんですよねぇ。9月半ばから非モテ(反モテ)関連の話題を取り上げながら、反モテの皆さんの主張を心情的には理解出来る点がありながらも、どうしても納得できなかったもう一つの理由が*1。道徳的である事をもって保身する、という点がそれです。 道徳ってのはやっぱり社会で共有される「べき」ものです。しかしそれを自らの身を守る為の道具として、閉じた世界で使われる事に対する違和感なんですねぇ。個人もしくは閉じた集団内でのみ語られる限り、それが幾ら道徳的であろうとも一つの価値観でしかありません。ケースによっては単なる自己欺瞞に陥ってしまうのではないかと思うんですよねぇ。 加えて人を攻撃する道具として利用される事も、やはり「道徳」と呼ばれる物の質から大きく逸脱した使われ方なんじゃないですかねぇ。道徳家として知られる人々は確

     違和感の正体 - rangelife
    umeten
    umeten 2005/10/04
    森真一『自己コントロールの檻』講談社選書メチエを、おすすめします。>特に「道徳」という心情について
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