ああ、この人の優しさとバランス感覚は4年経っても全然変わっていない―。そう感じさせる「テレビ界のモンスター」の生放送での言葉だった。 タレント・マツコ・デラックス(49)が6日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)に曜日コメンテーターとして生出演。日本の社会特有の「優しさ」と、そこに横たわる問題点について私見を述べた。 この日の番組では、1人でパン屋に来て複数のパンを床に落としてしまった小学校1、2年と見られる子どもを目撃した人のエピソードを紹介。子どもは落ちたパンを拾い集めてレジに持っていき精算したが、店員は無言で代金を受け取るのみ。悲しそうな表情で帰っていく子どもに対し、声もかけなかったという場面を見た人の「子どもがかわいそうだった」という感想をつづった上で、客が自己責任として買い取るべきなのか、店側が代金は取らずに交換してあげるのがいいのか、どちらが正しいのかが