Xマスカード、71年ぶり届く=兵士が戦地で投函−ドイツ Xマスカード、71年ぶり届く=兵士が戦地で投函−ドイツ 英領ジャージー島の駐留ドイツ兵が1941年に投函したクリスマスカード(同島郵便会社提供) 【ベルリン時事】第2次大戦中にナチス・ドイツに占領されたフランス北西沖に浮かぶ英領チャネル諸島のジャージー島で、ドイツ兵が家族に宛てて出したクリスマスカードや手紙が71年ぶりに親族に届いた。 カードはジャージー島の野戦郵便局で1941年に投函(とうかん)されたが、ナチスの占領に抵抗する住民が86通を奪取し、そのまま隠し持っていた。2006年になり、保管者がジャージー島の公文書館に寄付。同島とドイツの郵便会社がこのうち10通の受取人の親族を捜し当て、本来なら送付されたはずの日と同じ今月18日に届けた。 カードにはクリスマスと新年のあいさつとともに、兵士の苦境がつづられ、「戦争が早く終わり、