「世の中には2種類の船がある。潜水艦と標的だ」。これは潜水艦乗組員がよく言う言葉だが、そんな状況を覆すような船を、ペンタゴンの研究者たちが開発しているのはご存知だろうか。潜水艦を標的に変え、かつ無人で航行する水上艦--今回はそんな新しい戦艦を紹介する。 米国防高等研究計画局(DARPA)は今年、軍需企業のScience Applications International Corporation(SAIC)と、対潜無人艦の開発に関する5,800万ドルの契約を結んだ。上のヴィデオは、SAICがこのプロモーション用に新たにリリースしたもの。「ACTUV(Anti-Submarine Warfare Continuous Trail Unmanned Vehicle)」と呼ばれるこの無人艦は現在開発段階にあるが、SAICはヴィデオのなかで、薄く長いデザインのACTUVの果たす役割について、おおま