北陸新幹線の敦賀(福井県)から大阪への延伸ルートを選ぶ与党検討委員会が27日にまとめる中間報告案の概要が分かった。終着点として、「新大阪駅」と関西国際空港への延伸を意識した「天王寺駅」の2案のうち、新大阪駅に一本化する。2026年度をめどに開業を目指す目標も盛り込む。国土交通省による各ルートの建設費などの試算を経て、年末をめどにルートを絞り込む。中間報告案はルート決定後、10年以内の開業を政
推理作家でシャンソン歌手の戸川昌子(とがわ・まさこ)さんが26日午前5時47分、胃がんのため死去した。83歳。東京都出身。 【写真】懐かしい…元クレイジー・キャッツの面々らと戸川さん 息子でシャンソン歌手のNERO(38)が同日、フェイスブックで発表した。葬儀・告別式の日取りは未定。 NEROは「5年前に末期がんの宣告を受け、家族2人で何度も話し合った結果、最後までステージで歌い続け、戸川昌子らしく生きたいとの本人の意向を受け活動しておりました。その意志通り、母が入院する前日まで、共にステージに立ち、一緒に歌って来れました。戸川昌子の生き様を最後まで貫いた、立派な人生だったと思います。母でありシャンソンの師であり、また仲間のようでもあった母の旅立ち。その魂は僕の、そして皆様の心の中で生き続けることでしょう。ありがとう、僕のママン」とつづった。 所属事務所は闘病生活について「5年前に末
今回の熊本地震で自社工場が被災したのにもかかわず、被災者への緊急支援でそつのない対応を見せた企業がある。製パン業国内最大手の山崎製パンだ。2014年2月の大雪の際も、配送トラックドライバーの機転によるパンの無料配布がネット上で大絶賛された。なぜ、山崎製パンは、災害時の緊急支援に強いのか。その秘密に迫った。(ジャーナリスト・鈴木広行) ● 自社工場も被災 それでもそつなく緊急食料支援 14日夜に熊本県で最初に発生した激しい地震から、26日で12日が経過した。被災者に対する支援を巡っては、国は、避難所避難者への支援物資を被災地の要請を待たずに緊急輸送する「プッシュ型支援」を初めて行った。 しかし、熊本県や地元自治体との連携が上手く取れなかったために、集積地に物資が必要以上に積み上がったり、配布の「公平さ」ばかりを重視したりした結果、必要なものが必要な時に避難者に行き渡らないなど官主導によ
熊本地震が発生し、中国のSNSでは被災地の熊本を思いやる投稿や、スマートフォンやSNSを介した義援金の「中国式送金」が増えている。その一方で、中国は4月30日から3日間の労働節休暇となる。日本よりも連休が少ない中国では、この時期に海外旅行に出かけるという人も多く、インバウンドの面からは打撃が大きいが、どうなのだろうか。その実情に迫った。(ジャーナリスト・中島 恵) ● 筆者も驚く中国人のSNSでの反応 スマホを用いた義援金の中国式送信 「熊本地震が発生してすぐ、中国に住む姉が『被災地の支援に使ってほしい』といって中国のSNSである微信(中国版LINE、wechat、ウェイシンともいう)を介して私に送金してきたんです。なるほど……こういう支援の仕方もあるのか! とハッとして、その後、私の微信にも、『もし同じように支援したい方がいたらどうぞ』と書き込んだところ、次から次へと中国に住む友人
「サラダを買ったんだけど、開けてみたら栽培セットだった」――。ファミリーマートで販売中の野菜栽培キット「育てるサラダ」シリーズを巡り、ネット上で「普通のサラダと間違えて購入してしまった」との報告が上がり始めている。 実際、J-CASTニュース記者がファミリーマート店舗で「育てるサラダ」を購入したところ、栽培キットにも関わらず、店員は「割り箸」と「お手拭き」を付けてきた。ツイッターなどでも「店員ですら勘違いしているのでは」との指摘が多数上がっている。 「購入したら割り箸やフォークがついてきた」 2016年4月19日に発売された「育てるサラダ」は、ファミリーマートとサカタのタネ、住友化学園芸が共同開発した新商品だ。初心者でも手軽に楽しめる家庭栽培キットとして発売されたもので、プラスチックのカップの中に、圧縮した培養土と数種類のレタスなどの野菜の種、肥料の3点が入っている。 だがこの「育てるサラ
表現の自由に関する日本の状況を来日調査した国連の特別報告者、デビッド・ケイ氏が4月19日、暫定的な調査報告(以下「暫定報告」)を発表し、外国特派員協会で記者会見を行った。これについて新聞・テレビの大手メディアがどう報道したか調べたところ、案の定というべきか、肝心なメッセージが抜け落ちていた。 デビッド氏は、日本の「メディアの独立性」が重大な脅威に直面しているとの見解を示したが、「政府の圧力」など外部要因だけに問題があると指摘したわけではなかった。政府与党側の言動や特定秘密保護法などの法制度にも数々の問題があるが、メディア自身にも問題があり、改革すべき構造的要因があることをはっきりと指摘していた。そして、いくつかの重要な具体的提言もしていた。記者クラブ制度の廃止、メディア横断組織の設立、放送法4条廃止、政府から独立した放送監督機関の設置である(参照=デビッド・ケイ氏の暫定報告、記者会見動画、
Twitter: 594 Facebook LINEでおくる B! Bookmark 更新通知を受ける 揉めに揉めている広島市のサッカースタジアム問題で、広島市の松井市長は28日に会見を行い、あす29日に知事、商工会との共同コメントを出して、結論を示す考えを明らかにしました。 今月、サンフレッチェ広島の久保会長が旧広島市民球場跡地への建設計画案を示し、四者会談の開催を求めていましたが、実現しないまま行政が計画を推し進める形になりそうです。 [広島ホームテレビ]サカスタ問題 松井市長「29日に〝結論〟示す」 http://news.home-tv.co.jp/news.php?ymd=2016-03-28&c&id=2016-03-282 サッカースタジアム問題で広島市の松井市長は29日、知事、商工会との共同コメントを出し結論を示すとしました。松井市長は会見で「あす(29日)には共同でコメン
金正日(キムジョンイル)総書記の元専属料理人、藤本健二氏(仮名)が25日夜、毎日新聞の取材に応じ、再訪した北朝鮮で金正恩(キムジョンウン)第1書記と面談したことを明らかにした。相次ぐ核ミサイル実験について金第1書記は「戦争する気はない。外交の人間がアメリカに近づくと無理難題を突き付けてくる。むかっとしてミサイルを発射している」と発言したという。 金第1書記と面会したのは藤本氏が平壌に到着した12日夕、市内の宴会施設で妹の与正(ヨジョン)氏や側近の崔竜海(チェリョンヘ)書記らを交え、3時間にわたり食事をともにした。赤ワインで乾杯した後、金第1書記はまず「日本国は今、我が国をどう見ているのか」と質問、藤本氏が「最悪です」と応じると「そうか」とうなずきながら聞いていたという。日本人拉致問題への言及はなかった。 この記事は有料記事です。 残り155文字(全文512文字)
熊本地震では、自閉症など発達障害を持つ子供やその家族の多くが、トラブルを恐れて避難所に入れず、車や自宅での生活を強いられている。 【特設ページ】熊本地震 最新情報 行列に長時間並べず、食料や水の配給すら受けられない人も。東日本大震災で同様の問題が多発したため、厚生労働省などは必要な対応をパンフレットにまとめたが、教訓が生かされたとは言い難い。 被災による環境変化に対応できない発達障害の人は、共同生活になじめずパニックを起こしたり、大声を上げたりすることがある。制止や叱責が混乱を助長する場合もあり、周囲の理解と支援が必要だ。 「『物資が欲しければ避難所に入ればいい』と門前払いされた。入れないから苦しんでいるのに」。発達障害の息子(15)がいる熊本市の岡田丈二さん(50)は悔しそうにつぶやいた。16日未明の本震でライフラインが止まったが、地震におびえ落ち着きをなくした息子を見ると、周囲へ
農作物の栽培が天候に左右されないため、近年、次世代農業の代名詞のように呼ばれている植物工場。しかし、利益を生み出しにくいビジネスであることは、それほど伝えられていない。数多くの企業が参入する分野なのになぜ撤退・倒産が多いのか。どうすれば、深刻な人手不足や農業従事者の高齢化など多くの難問を抱える日本の農業の救世主になれるのか。ハイテク導入で世界第2位の農産物輸出国となったオランダの事情など次世代農業に詳しいフリージャーナリストの石堂徹生さんが解説する。 2つの象徴的な倒産 1980年代後半の第1次、90年代後半の第2次を経て、農水・経産両省連携の国家プロジェクトとして2009年に始まった植物工場の第3次ブームが今なお続いている。しかし、植物工場の多くは(1)コストが高い(2)栽培法・経営ノウハウが未熟(3)露地野菜との差別化ができない――の三重苦に喘(あえ)ぎ、赤字経営に陥って撤退・倒産する
リニア中央新幹線の駅誘致を目指す奈良県や市町村などでつくる建設促進県期成同盟会(会長・荒井知事)の今年度総会が25日、奈良市内で開かれた。 荒井知事が、誘致を巡って利害が対立する京都府と「協力する」と述べた堀井巌・参院議員(自民)に対し、「京都は排除しないといけない」と異議を唱える一幕があった。 会顧問として堀井議員が「早期開業を目指して近畿2府4県で協力していく」とあいさつし、会場を後にしようとした際に荒井知事が声を上げた。荒井知事は「誘致を狙う京都市、京都府、関西広域連合とは絶対に仲良くしたらだめだ。奈良にとっては、早期開業よりもルート確定の方が大事だ」と続けた。 総会では、JR東海が東京―名古屋間を2027年、名古屋―大阪間は45年に開業するとの構想を改めて説明。決議には、「奈良市付近」に駅を開設し、県内に車両基地を設置するよう求めることなどを盛り込んだ。
熊本地震の被災地への物資輸送のため、山口県岩国市の米軍岩国基地から、垂直離着陸が可能な在日米海兵隊の輸送機MV22オスプレイが連日、飛び立っている。 オスプレイが日本国内の災害で派遣されるのは初めてで、高い輸送能力を発揮している。 19日、岩国基地。海兵隊員が手のひらを上に挙げ、離陸するのを教えてくれると、間もなく機体が上がり、機内の直径50センチ程の円窓から見えていた建物がすっと下方に消えた。機体は上空を飛び続け、約50分後、熊本県八代港沖に停泊中の海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」の艦上に着いた。 100人近い艦の乗組員らが列を作り、水や食料が入った段ボール箱をバケツリレー方式で次々にオスプレイ機内に積み込んだ。艦の広報によると、500ミリ・リットル入りの水1万5000本、缶入りのご飯1万1000食、レトルト食品2700食という大量の物資をわずか15分ほどで搬入し終えた。 給油時間を含め、
理化学研究所や京都大などの研究グループは、アトピー性皮膚炎の原因となる遺伝子を、マウスを使った実験で突き止めたと発表した。 新たな治療薬や予防法の開発などにつながる成果という。米医学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」電子版に26日、掲載される。 理研の吉田尚弘研究員らは、アトピー性皮膚炎を発症するマウスを調べ、「JAK1」というたんぱく質の遺伝子の一部が変化し、異常に活性化しているのを発見。その結果、皮膚の角質に働く酵素も活性化し、角質がはがれて刺激を受けやすくなっていることが分かった。JAK1の働きを防ぐ塗り薬や、刺激から皮膚を守るワセリンなどをマウスに塗ると、アトピー性皮膚炎の発症を予防できた。
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