やっと実現したそのお茶会。 テーブルを囲んでお菓子を食べながら飲み物を飲む。 うわぁぁすげー嬉しいんですけど! その最中に信じられなくなって フワフワした気持ちになりながら過ごした。 長かったもどかしい日々。 コロナになる直前。 同級生の男子が倒れ体に不自由が残ったと知らせがあった。 その少し前の夏の終わりに、友人とそいつの噂をしたばっかりだった。 私は生まれ育った地元とはとんとご無沙汰していたし、お盆やお正月であっても同級生と集まるなんてことのない数年間を過ごしていた。 友人と何かのきっかけでラインで連絡を取った時、そろそろ会っておかないと本格的にババアになってしまうので、少しは可愛げのあるうちに本気で冬あたりに集まってみないかなんて話になった。 あいつは今どこにいるかなんて色々な人のうわさ話をした。 その時いつも参加率の高い男友達の話になった。 いつも美味しそうな東京の居酒屋をSNSに