流出したエース左腕の後釜に、神宮の人気者を指名? ロッテ山室晋也球団社長(54)が16日、QVCマリンで緊急会見を開き、フリーエージェント(FA)でヤクルトに移籍した成瀬善久投手(29)の補償として、「つば九郎がプロテクトされていない」と人的補償ならぬ“鳥的補償”を求めるプランを披露した。マーくんら4体のマスコットがファンに親しまれているが、さらなる活性化を模索。お菓子の大盤振る舞いで、ヤクルトの「顔」に破格の3年契約を提案し、移籍を訴えた。 欲しいのは、「即戦力」のつば九郎だった。ロッテ山室球団社長が緊急会見で、大真面目に切り出した。「成瀬選手がFAでヤクルトに移籍し、非常に苦しい。金銭、人的といろいろあるが、ウチの球団としては『鳥的補償』ができないかと考えた」。 人的補償のプロテクトリストに、当然ながらつば九郎の名前はなかったという。「個性のあるキャラクター。ウチのはのんびりしている。