日本郵政の西川社長が辞任した。 というか実質クビを宣告されたわけだが、そのロジックがよくわからない。 かんぽの宿騒動というのは、政治キャンペーンでしかない。 平成の大疑獄だとか言ってキャンペーンの片棒担いでいた自称経済学者もいたが、 結局何にも出てこなかった。 朝日新聞も、総務省自らやり直した資産価値は250億であり、赤字事業分を加味 すれば、別に大騒ぎすることはないんじゃないかと社説でたしなめている。 (「かんぽの宿・大山鳴動して何が残った」朝日新聞4/8) 郵便割引制度悪用事件にしても西川以前の話で、まあそれも含めて現役トップが 責任を取れというのなら、「税収が減ったのは麻生さんのせい」だの言わずに 鳩山さんが責任取れというロジックになる。 もっとも、キャンペーンならキャンペーンでもいい。そして、それにそぐわない からという理由で、トップの首を挿げ替えるのも、民間ではよくある話だ。 問