ビルド手順書の記述 ビルド担当者は、自分が不慮の事故(あるいは、故意の転職)などで突然いなくなっても、ほかの人が作業を引き継ぐことができるように準備しておかなくてはいけません。ビルド担当者が風邪をひいて休んだからビルドができなかったのでは話になりません。さすがに、ビルド手順書を記述する作業を自動化するというわけにはいきませんが、やはりantによる支援を受けることはできます。 build.xmlにおける各ターゲットにdescription要素を用意し、各ターゲットが自動化する作業についての説明をbuild.xmlに記述しておきます。こうしておくと、ant -projecthelpを実行することで、実行されるターゲットのdescription(説明)を順に表示させることができ、なかなか便利です。build.xmlにエンコーディングを指定しておけば、descriptionに日本語を記述することも