IPv4アドレスの枯渇問題が騒がれているが、それと同時にIPv4におけるルーティング(経路)の増大も一部で問題になっているという(マイナビニュース)。 8月13日、IPv4における経路が512,000を越えたという。しかし、古いルーターやスイッチでは、ルーティングテーブルに格納できるエントリ数が「最大524,288」に制限されているものが存在する。そのため、すべての経路を格納できず処理能力が低下したり、問題が発生する可能性があるそうだ。 経路が増加している背景には、IPv4アドレスの枯渇対策としてNATなどを使ってアドレスの節約を行っていることがあるそうだ。