松山市議13人でつくる政治団体「松山維新の会」主催の政治フォーラムが26日、松山市内であり、衆院選での候補擁立を検討している地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹・大阪市長と中村知事が地方分権などについて意見交換した。 橋下市長は、政治の正常化のためには統治システムを地方分権型に変え、国は外交や安全保障、エネルギー政策などに専念すべきだとの持論を展開。「国のかたちを変えるには選挙という戦で、財源と権限を奪うしかない。話し合いでは無理。過半数が必要だ」と訴えた。 中村知事は国政について、「財政も統治構造も深刻な状況。ここで変えられるかどうかによって未来はがらりと変わる。失敗したら、日本は坂道を転がり落ちる段階だ」と応じた。 一方で、知事は衆院選で自身が大阪維新の会に協力するかについては触れず、終了後、取材に応じた池本俊英・松山維新の会会長も選挙協力について「候補者を(独自に)擁立するかを含めて