過日、従軍慰安婦問題を否定的に見直すことをしたがっている政治家たちがいるという話題の中で、その一人である橋下市長の証拠が無いという発言から、この人の弁護士...過日、従軍慰安婦問題を否定的に見直すことをしたがっている政治家たちがいるという話題の中で、その一人である橋下市長の証拠が無いという発言から、この人の弁護士だったときの業務がかなりいい加減だったらしいことが伺えると指摘をした。 この、公文書に無いからといって否定するやり方は、懐かしすぎる。例えば、石油危機時代の物資不足で、一部の企業が隠して値を吊り上げたとか、公害で汚染物質を垂れ流したとかの問題のさいに、すでに月刊誌『諸君!』(文芸春秋社)など権力媚び売りメディアによって使われていた。 これについては、カルト退治でも知られる宗教学者の浅見定雄氏が、著書で批判していた。不正をした者がそれを自ら認める記録として付けていなければ不正があ