戦争放棄を定めた憲法9条にノーベル平和賞を─。神奈川県の女性が1人で始めた運動がある。荒唐無稽のようだが、ここにきて現実味を帯び始めた。ノーベル委員会への推薦資格のある大学教授らが強力を表明したのだ。(出田阿生)
戦争放棄を定めた憲法9条にノーベル平和賞を─。神奈川県の女性が1人で始めた運動がある。荒唐無稽のようだが、ここにきて現実味を帯び始めた。ノーベル委員会への推薦資格のある大学教授らが強力を表明したのだ。(出田阿生)
1月3 『救いの手はどこに~生活保護の今・1』(2013年1月3日付・北海道新聞より引用) 新しい年を迎えました。 私は生活保護を利用しながら、タイトな暮らしをしています。 さて、北海道新聞朝刊で生活保護に関連した記事が六回にわたって連載します。 記事をすべて掲載します。(以下、記事引用) ――――――――――― 『救いの手はどこに~生活保護の今・1』 「のしかかる窓口の重圧」 ○道内 過去最多12万世帯 道内では昨年9月時点で生活保護受給世帯は約12万世帯と過去最多で、10年前と比べ1.6倍に増えた。 受給世帯の2011年度の内訳は、65歳以上の「高齢者世帯」が約4万7700世帯と全体の41%を占め、「傷病・障害者世帯「母子世帯」と続く。残りの「その他世帯」は約1万6400世帯と全体の14%だが、10年前と比べ約2.6倍に膨らんだ。 「その他世帯」の増加について、道福祉援護課は「不況で職
論説委員にとって「夢」というのは、ひょっとすると最も縁遠いものかもしれない。 政治、経済、社会、スポーツなどさまざまな分野で起きている事象を捉えて「主張」(社説)を書くのが主な仕事だから、そこではあくまで現実を見据えた論述が要求される。将来の展望も現実に立脚したものでなければならない。「夢のような話」を書く機会などほとんどないも同然である。 しかし、めでたい正月だ。江戸の昔なら、宝船の絵でも枕の下に敷いて吉夢を見るのが習わしだった。正月の遊びの凧(たこ)揚げも、子供が大きな夢を持つようにと大空を仰がせたのだとか。 そこで6人の論説委員には普段の理屈っぽい話はさておいて、正月らしく「初夢」を大いに語ってもらうことにした。 「人」に「夢」と書けば「儚(はかな)い」になる? いやいや、人はこれまで、無数の夢を現実のものとしてかなえてきたのではなかったか。「夢の超特急」と呼ばれた東海道新幹線も、東
東京五輪が開催される2020(平成32)年、日本、世界に構造的な変化が起きているという見方が多い。これからの6年間、日本はどこに向かうのか。連載「貳阡貳拾年」でその道筋を探る。第1部は、国内外のキーパーソンや識者ら111人をインタビュー。そこから未来の予想図を描く。◇気概ある国へ 「(憲法は)改正済みですね」 安倍晋三首相はこう明言し、20年についてこんな未来予想図を描く。 「その段階で日本は完全に地位を回復し、地域や世界の平和と安定に大きく貢献し、尊敬のまなざしで見つめられる国になっていたい。日本が地位を高めていくことで、アジア地域もバランスを回復する」 新設された国家安全保障会議(NSC)の事務局となる、「国家安全保障局」初代局長に内定している谷内正太郎内閣官房参与も同様の見方を示す。 「今の状況で日本経済が強力になっていけば、憲法改正は9条部分を中心にそのころにはできている」 それで
安倍首相が、就任1周年を迎えるタイミングで靖国神社に参拝していたことが明らかになりました。政権発足から1年が経ったから参拝するというのは意味がよく分かりませんし、首相談話に言われるような「不戦の誓い」が靖国神社という場に相応しいのかという疑問はありますが、せっかくなのでここで、首相が靖国神社に参拝するということの意味について考えてみたいと思います。 長いので、もともと靖国問題に詳しい方は「7.靖国神社は『政治的』な施設である」あたりからお読み頂ければと思います。 1.いつも通りの反応 毎度のことですが、中国政府は「強烈な抗議と厳しい非難」を表明し、韓国政府は「嘆かわしく怒りを禁じ得ない」との声明を発表しました。そればかりか今回はアメリカ政府も「近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに米国政府は失望している」と言い、国連も「過去から生じる緊張がいまだに(北東アジア)地域を悩ませて
無人ヘリによる農薬空中散布の様子 (c)朝日新聞社 @@写禁この記事の写真をすべて見る 6月12日午後。頭痛や体調不良を訴え、小、中学生らが群馬県前橋市にある青山内科小児科医院の青山美子医師のもとへ駆け込んできた。その後、12日に高崎市、13日には甘楽(かんら)町で無人ヘリコプターによるネオニコチノイド系農薬(以下、ネオニコ系農薬)・チアクロプリドの空中散布が行われていたことがわかった。 6月9日の国際シンポジウムで、2004年と05年に群馬県で行われたネオニコ系農薬の散布が原因とされる患者が多数いたことを発表した、東京女子医大の平久美子医師によれば、青山医院を訪れた農薬の慢性中毒とみられる患者は06年8月から8カ月で1111人。うち549人が、果物やお茶、野菜を大量に摂取していた。 「その後も似た症状の患者が後を絶たず、果物やお茶の摂取をやめさせると、症状は改善され、消えました。さらには
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