毎週金曜日になれば、国会前に集まり、「戦争法案反対」「アベ許さない」などと声を張り上げ、派手なパフォーマンスを繰り広げる若者たちがいる。デモを主催するのは学生団体「SEALDs(シールズ、自由と民主主義のための学生緊急行動)」。審議が進む安全保障関連法案や憲法改正に反対し、都内の学生らで構成されるというこの団体をめぐっては、特定の政治団体とのつながりを指摘する声もある。結局のところ、SEALDsとはどんな団体なのか。 ホームページによると、「私たちは、戦後70年でつくりあげられてきた、この国の自由と民主主義の伝統を尊重します。そして、その基盤である日本国憲法のもつ価値を守りたいと考えています。この国の平和憲法の理念は、いまだ達成されていない未完のプロジェクトです。現在、危機に瀕している日本国憲法を守るために、私たちは立憲主義・生活保障・安全保障の3分野で、明確なヴィジョンを表明します」とあ