在日外国人に対する生活保護について、しばしばネットでは「諸外国では外国人に生活保護を与えるなんてありえない」というような主張が見られます。 「普通の国では母国に帰ってもらうんだよ」 「自力生活できないなら母国へ送り返すのが普通の国」 「外国人が生活保護を受けること自体が不自然」 さて、実際は諸外国での外国人に対する生活保護の扱いはどうなっているのでしょう? 彼らの言う「普通の国」がどういう国を指すかわかりませんが(本当にこの手の人って「普通の国」とか「普通の日本人」とかって言葉好きだよな)、欧米の事情を見てみましょう。スポンサードリンク 国会図書館の「人口減少社会の外国人問題 総合調査」という調査の中の諸外国における外国人への社会保障に関する項目を見てみるとわかりますが、ドイツとフランスでは社会保障において、不法滞在でなければその国の人間と外国人とを区別しません。イギリスにおいても、長期滞