まず「やる気」という言葉の問題があるのですが「意志力」というテーマにおいてこの語は「がんばる」という言葉と対になっている気がします。 ここでは「意志力を発揮する」ということを「がんばってやる気を出す」と、日本語には置き換えられるということにします。 「がんばる」と「やる気を出す」はどう違うのでしょう? まず、肉体的なストレスに対応しているか、それとも精神的な問題かという違いがあるように思えます。 「がんばる」には肉体的な限界と闘っているイメージがあります。箱根駅伝が話題でしたが、沿道からの声援は通常「がんばれー!」であって「やる気をだせー!」はおかしいでしょう。 ここで「やる気があってもがんばれない」という状況が起こりうることには、注意しておきます。マラソンのランナーが走れないという状況は普通「マラソンを走る気がしない」のでないことは、画面を見てればすぐにわかります。 もう一つ「がんばる」