海上保安庁は2月14日、世界の海底地形名を標準化するための国際会議で、日本が提案した「ゴジラメガムリオン関連地形名」14件が承認されたと発表した。大きさは東京都の面積の約3倍という。 ゴジラメガムリオン地形区は、東京から約2000km南のフィリピン海プレート上にある凹凸の激しい海底地形。中でも特徴的な地形はゴジラの身体に見立て「西アーム海膨」(腕)、「東レグ海嶺」(脚)、「北テール海膨」(尾)など部位の名称をつけた。 メガムリオンとは大規模な正断層に伴い、海底面にマントル物質などが露出したドーム状の地形で表面に畝状の構造を持つ。ゴジラメガムリオンは現在見つかっている中でも「地球最大」サイズで、その大きさから東宝映画の怪獣「ゴジラ」の名前をつけた。メガムリオン地形区に名称が登録されたのは初。 日本が2001年に実施した大陸棚画定調査の際に同地形を発見した。その後、国際水路機関(IHO)とユネ
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