155ミリ砲弾は、ウクライナ戦争で最も必要とされる砲弾で、イスラエルもガザでの戦争のために求めている。この砲弾がなぜこれほど必要なのか、米国をはじめとする世界の兵器供給国が需要に対応できるかについて説明する(英語音声、英語字幕あり) Photo: Viacheslav Ratynskyi/Reuters 日本製の弾薬を英国経由でウクライナに提供する計画に暗雲が垂れ込めている。欧米各国が目指すウクライナへの弾薬供給拡大を巡り、課題が改めて示された格好だ。 提案されていた計画は、日本企業が英防衛大手BAEシステムズのライセンスを得た上で155ミリ砲弾を生産するもの。これはその後英国に輸送され、英政府がさらに多くの弾薬をウクライナに提供できる見込みだった。 だが事情に詳しい関係者によれば、この計画は暗礁に乗り上げている。 欧米各国はウクライナ向けにさらに多くの弾薬を供与しようとしているものの、今