記憶用 : 対応バイアスApril 15, 201115:51 カテゴリ 対応バイアス 対応バイアスとは、ある人物がある行為をしたとき、その状況に関わらず、その行為をするような内的要因がその人物にあったと考えてしまうことである。 「ある会社員が社長に命令されて違法行為をした」というとき、「社長に命令されたから」と原因を考えるよりも「そいつが本当に悪いヤツだから」と考えてしまいがちであると指摘されている。 このような事実から、私たちが他者の行為を観察したとき、その行為の実際の原因を考える前に、その行為に対応した特性を自発的に推論している可能性を示唆している。つまり、ある行為をした人は自動的にその行為に対応した性格、能力、態度を持っていると判断してしまうことがあるということだ。本当の事情には関わらず。本当の事情、つまり実際にその人物が置かれた状況などから総合的に考え判断を修正することを「状況的修正」という。これは認知
