MPS-RYUJINは、流体を粒子の動きに置き換える粒子法(MPS法)を導入した流体解析ソフトウェアです。攪拌や洗浄、スロッシング等、液面が大きく変化する複雑な流体解析に優れたソフトウェアです。 粒子法を用いることにより、解析モデルを作成する際のソリッドメッシュの準備が不要になり、短時間で前処理作業から流体解析まで実行することができます。作業効率の高さと使い勝手に優れたソフトウェアです。
1 粒子・格子ハイブリッド法 目的;気液2層流の実験に依存しない数値計 算による予測 効果;沸騰遷移の予測、気液二層流エネル ギー機器(気水分離器、蒸気タービン、復水器、 凝縮器等)の最適設計、効率向上 主な研究者;劉傑助教授 2 z 気体と液体が混在する流れである。 z 流体工学,熱工学,エネルギー工学,機械工学の様々な分野に応用。 z 特徴:気体と液体の界面が存在。 z 気液界面が様々に変形するため、流れの構造(流動様式)が現れる。 z 単相流は数値計算で実験を代替でき、設計の最適化が可能になった。 水車やガスタービン翼の3次元形状の最適化が可能になり効率が上昇し た。 z 二相流は実験無くては計算だけでは現在は予測不可能、これを可能に! 二相流動様式 スラグ流 気泡流 チャーン流 環状噴霧流 気液二相流問題 3 気液二相流の機構論的数値計算 液体を粒子法 で、気体を格子 法で解析する
株式会社ソフトウェアクレイドル(本社:大阪市北区、代表取締役:駒田一郎、以下クレイドル)は、構造格子系三次元熱流体解析ソフトウェア「STREAM」と電子機器筐体の熱設計専用パッケージ「熱設計PAC」の新版(バージョン8)を2009年5月29日より出荷開始いたします。 「STREAM」は構造格子の簡便な操作性と計算速度の速さに特長を持ち、1984年の販売開始以来、数多くのお客様にご利用いただいております。またSTREAMをベースに電子機器向けにカスタマイズした「熱設計PAC」も、電気・電子分野のお客様を中心に、私たちに身近な電化製品の開発や設計にも利用されています。 今回のバージョンアップでは、長い間お客様から要望をいただきながら、技術的なハードルが高く取り組めていなかった内容を中心に開発を行いました。必要な部分にだけ適切なメッシュが作成できるマルチブロック機能、建築分野での快適性評価には
建物内部の空気を、快適かつ衛生的に保つためには、室内全体の空気を効率的に換気するように、空調の吹き出し口や排気口、窓などの取り付け位置に気を配る必要があります。 目に見えない空気の流れや温度分布を把握するために、最近は空調機器から吹き出した空気の動きを 熱流体解析ソフト でシミュレーションする機会も増えてきました。 ところが、ソフトに入力する空調機のデータをどのように定めるかが、結構、難しいのです。機器メーカーのカタログを見ても、吹き出し口、吸い込み口の位置や風量、温度などがなかなかわかりにくく、専門の技術者でないと入力データを作れないという問題がありました。 そこで、空調機器ごとに解析に必要なデータをひとまとめにして、いろいろな熱流体解析(CFD)ソフトに読み込める「パーツ」にまとめることにより、一般の建築設計者が簡単に熱流体解析によるシミュレーションができるようにしようというプロジェク
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