Red Hat Enterprise Linux 8 新機能をわかりやすく解説【RHEL8】 2019年5月16日 Linux Red Hat Enterprise Linux 8 (RHEL8)が、2019年5月7日にリリースされました。RHEL 7 のリリースが2014年6月だったので、約5年ぶりの新OSとなります。 前回のメジャーアップデートから少し間隔が空いたためか、リリースノートはなんと120ページもあります!(ちなみにRHEL 7は90ページでした) この記事では、そんな山ほどあるRHEL 8 の新機能や変更点の中から、気になるものをまとめてみました。 また、RHELのクローンである CentOS のメジャーアップデートも近いうちに行われるでしょう。CentOS8でも、これと同様の変更がなされるかと思われるので、参考にしてみてください。 パッケージ管理 DNF(YUM v4)
Red Hatの森若です。 今回はRHEL8でのPythonがどのようにパッケージされているかを見ていきます。 Red Hat Enterprise Linux 8には"python"コマンドがない!? Red Hat Enterprise Linux 8 はインストール直後のデフォルト状態では "python" コマンドが存在しません。(ほとんどの場合"python3"コマンドはあります。) pythonコマンドがない……!? RHELは各種のシステムツールがPythonで実装されており、RHELであれば "python"コマンドが利用できるという状況が続いてきました。RHEL 8では少し様子が違うようです。詳しくみていきましょう。 3つのPython処理系 RHEL 8 Betaでは、Pythonの処理系は3種類存在します。 platform-python: RHELに同梱の各種システ
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