禁煙化が進み、喫煙者の肩身がどんどん狭くなっていっている今日この頃。完全にやめる気はないけど、健康が気になるからとりあえず本数を減らしてみよう、なんて甘い考えを抱いている人もいるのでは。ところが残念ながら、一見理にかなっているようにも思えるこの方法が、実は全く意味をなしていないことが新たな調査により明らかになった。 グラスゴー大学とスターリング大学の研究チームが、スコットランドに住む5200人のデータを分析した同調査。調査が始まった1970年初め頃全ての被験者は喫煙者だったが、その後禁煙したり、本数を減らす、本数を増やすなどした人がいたとか。そして、調査開始から約40年後になる2010年に被験者の死亡率を調べたところ、途中で禁煙した人は、40年間喫煙し続けていた人よりも死亡率が低いことが判明。ところが、やめてはいないが本数を減らしたという人と、40年間同じ量を吸っていた人の死亡率には、目立