ジブチの記者が来日 海賊対処部隊を取材 呉基地 帰国した海自海賊対処水上部隊9次隊を取材するジブチの「ラ・ナシオン」紙の編集局長(12月3日、呉基地で) ソマリア沖・アデン湾で民間船舶の護衛活動を行っていた海自海賊対処水上部隊の9次隊(護衛艦「さみだれ」「うみぎり」で編成、4護隊司令・大判英之1海佐以下400人)が12月3日、約半年間の任務を終えて呉基地に帰国、この模様をジブチから来日した同国の国営日刊紙「ラ・ナシオン」の編集事務局長が取材した。 取材に当たったのは、モハメド・マハムッド・カディエ局長(47)で、外務省の「23年度報道関係者招へい」事業で来日した。 ジブチ共和国には2009年6月から海自の海賊対処航空部隊が派遣され、ジブチ国際空港を拠点にP3C哨戒機によるアデン湾の監視飛行を行っており、今年7月には同空港に隣接して自衛隊初の海外拠点が開設され、現在は8次隊が活動している