欧州連合(EU)の欧州委員会(EC)は現地時間2016年7月14日、米Alphabet傘下の米Googleがインターネット検索市場における独占的立場を乱用したとして、同社に異議告知書(Statement of Objections)を送付したことを明らかにした。 ECが意義告知書を同社に送付するのは、比較ショッピングサービス「Google Shopping」(関連記事)、モバイルOS「Android」(関連記事)の問題に続いて3件目。 今回ECが欧州の独占禁止法(欧州競争法)に違反すると仮判断を下したのはGoogleの検索広告事業「AdSense」。ECによると、GoogleはAdSenseを導入しているサードパーティーのWebサイトに対して競合の検索広告を表示することを制限したほか、一定数以上のAdSense広告を最も目立つ位置に掲載するよう求めたり、Googleの合意を得ずに競合検索広
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