フィリピン・マニラ湾沖で行われた、海上保安庁とフィリピン沿岸警備隊による海賊を想定した日比合同演習の様子(2016年7月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/TED ALJIBE 【7月14日 AFP】(更新)フィリピン政府は14日、南シナ海(South China Sea)で中国が主張する管轄権を否定したオランダ・ハーグ(Hague)の仲裁裁判所の裁定を尊重するよう、中国政府に対し強く求めた。そのうえで、モンゴルで15日に開幕するアジア欧州会議(ASEM)首脳会合でも南シナ海問題を提起する方針を明らかにした。 フィリピン外務省の声明によると、ペルフェクト・ヤサイ(Perfecto Yasay)外相がASEM首脳会合の議題の枠組みの中で「フィリピンの南シナ海における平和的で規則にのっとったアプローチと、関係者が仲裁裁判所による直近の裁定を順守する必要性」を協議するという。 これに先立ち中国
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