インドネシアのスラウェシ島の津波被災地に立つインドネシア国旗(2018年10月3日撮影、資料写真)。(c)YUSUF WAHIL / AFP 【10月20日 AFP】オランダ政府は19日、1940年代後半のインドネシア独立戦争の際、オランダ軍に処刑されたインドネシア人男性11人の子どもらに一律5000ユーロ(約60万円)の賠償金を支払うと発表した。 オランダの裁判所は今年、1946~47年にインドネシア南部スラウェシ(Sulawesi)島で殺害された現地男性11人の妻子に賠償金を支払うよう政府に命じていた。 宗主国だったオランダの軍隊がインドネシア独立戦争中に犯したこの行為について、政府は時効によって消滅していると主張したが、裁判所はこの主張を認めなかった。 オランダのステフ・ブロック(Stef Blok)外相とアンク・バイレフェルト(Ank Bijleveld)国防相によると、賠償金は一