小野寺五典防衛相は6日の記者会見で、航空自衛隊F2戦闘機の後継機の国産開発について「どのような判断を行うかは何ら決まっていない。国産開発を断念した事実はない」と述べた。防衛省がF2後継機の国産開発を断念する方向で調整に入ったとの一部報道への質問に対し答えた。 F2後継機を巡っては、国産か国際共同開発、既存戦闘機の改修のいずれにするかを今年中に判断したい考え。小野寺氏は、米国や英国の企業に後継機に関する情報要求書(RFI)を提出していると明らかにした上で「情報収集の一環であり、これをもって国産開発の断念が決まったわけではない」と述べた。
【ワシントン=黒瀬悦成】米外交専門誌「ディプロマット」(電子版)は18日、米政府関係者の話として、北朝鮮が同国東部咸鏡南道(ハムギョンナムド)の新浦(シンポ)造船所で新型の弾道ミサイル潜水艦を建設していることが判明したと伝えた。 同誌によると、新型潜水艦は米情報機関の間で「新浦C級」と呼ばれ、潜水時排水量が約2千トン、船幅は約11メートルと、北朝鮮がこれまで建造した潜水艦の中で最大とみられている。 新浦C級は、北朝鮮が現在保有する「鯨(コレ)級」(新浦B級。潜水時排水量約1700トン)に続く、2隻目の弾道ミサイル潜水艦となる。鯨級は実戦配備されていないが、同国が開発した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星1号(KN11)」1発を搭載可能とされる。 米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」も先月末、新浦造船所で大型潜水艦を建造中の可能性があるとする、衛星写真の分析結果を
1944年9月24日撮影の成増飛行場。造成中だが、まだ滑走路などは見えない (国土地理院ホームページから。トリミング加工しています) 1942(昭和17)年4月18日、東京は米軍による初空襲に見舞われた。B-25中型大型爆撃機16機による「ドゥーリトル空襲」だ。奇襲を受けた日本軍はその後防空体制の整備をすすめる。帝都防空の要となったのは、陸軍の調布、成増、海軍の厚木、横須賀の各飛行場に展開する迎撃戦闘機だった。このうちドゥーリトル空襲を契機として作られた成増飛行場は、23区内唯一の飛行場。現在では約2万8000人が暮らす巨大団地に姿を変え、存在が忘れられつつあるのだが、この飛行場の忘れ形見が思わぬ形で残っている。 42年4月18日のドゥーリトル空襲は、空母から米陸軍のB-25中型大型爆撃機16機を発進させるという奇想天外な作戦による日本本土初空襲であり、東京初空襲でもあった。その後、日本へ
2014年4月16日午前8時58分頃、韓国仁川の仁川港から済州島へ向かっていた、清海鎮(チョンヘジン)海運所属の大型貨客船「セウォル(世越)」号(総トン数6825トン)が、全羅南道珍島郡の観梅島(クヮンメド)沖海上で転覆、沈没した。同船には乗務員29人を含め、修学旅行中の高校生ら476人が乗っており、304人が死亡または行方不明になった。 これだけ多くの犠牲者が出たのは、船長(68)ら乗務員が乗客の救助のために必要な措置をまるで講じなかったことや、海洋警察当局などの不手際による。乗客の救助を一顧だにしないで自分の保身のみを考えていたとされているが、とんでもないことだ。 また、直接の事故原因については、▼客室の増築などの改造によって重心が高くなったこと、▼大幅な過積載だったこと、▼必要なバラスト水を積んでいなかったこと、▼急激な右旋回をしたこと-などが指摘されている。つまり、同船は「復原力」
7人組アイドルグループ、Berryz工房が5月11日に東京・全労済ホール/スペース・ゼロで開幕する結成10周年記念舞台「ミュージカル 戦国自衛隊」に出演することが6日、分かった。 同作は作家、半村良の小説「戦国自衛隊」をベースにしたミュージカルで、戦国時代にタイムスリップした自衛官が戦乱の世に翻弄される物語。 今回はスケジュールの都合で出演しない嗣永桃子(22)をのぞく6人が男性役に初挑戦。菅谷梨沙子(19)が自衛官のリーダー役で、自衛官と偶然出会う越後の戦国武将、長尾景虎(後の上杉謙信)を熊井友理奈(20)が演じる。 同作の丹羽多聞アンドリウプロデューサー(49)は「歌とダンスにたけているBerryz工房がミュージカルの中でどのように戦闘シーンを表現するか楽しみ」と期待を寄せる。メンバーの清水佐紀(22)は「10周年を迎えた私たちの演技をしている姿にもぜひ注目してください」と熱演を誓った
アルバイトの男子学生が短文投稿サイト「ツイッター」に“おバカ”画像を投稿したことから、閉店していた東京都多摩市のそば店が、19日までに、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。また、学生が所属する多摩大学は同日、この学生を停学処分にしたと発表した。これまでツイッターなどへの投稿が元で店舗が閉鎖になった事例はあるが、会社が破産にまで追い込まれたのは初とみられる。 【続きを読む】
完全に“シビレ”てしまった。もちろん正座して脚がそうなったのではない。海難救助で海上自衛隊や海上保安庁が見せてくれたプロの仕事に、だ。 ヨットで太平洋横断にチャレンジしていたニュースキャスターの辛坊治郎氏と全盲のヨットマン・岩本光弘氏が6月21日、宮城県の金華山南東約1200キロの洋上で遭難した。まず簡単に時系列で動きを追う。 ●6月21日午前7時35分ごろ 辛坊氏から2人のチャレンジをサポートしている団体事務局に「右舷から浸水している」と電話連絡 ●午前7時46分ごろ 団体事務局が118番通報(海難救助要請) ●午前8時ごろ 2人は浸水が激しいヨットを放棄してライフラフト(救命いかだ)に乗り移る ●午前10時 第2管区海上保安本部(2管)から海自厚木航空基地に災害派遣要請。この間、2管は巡視船とガルフストリームⅤ型機(LAJ500「うみわし1号」)を現場に派遣。巡視船の到着予定時刻は23
米海軍が横須賀に配備しているイージス巡洋艦カウペンズが、米西海岸のサンディエゴから回航されたイージス巡洋艦アンティータムと交代することになり、2013年2月5日、米海軍横須賀基地で交代式が行われた。カウペンズはサンディエゴに去り、アンティータムは米第7艦隊第70任務部隊の所属となるのだが、面白いことに両艦の乗組員は丸ごとフネを交換する「ハルスワップ」を行う。飲食店などで経営者が変わっても以前の店舗をそのまま使うことを「居抜き」というが、それとは逆に人間はそのままという「逆居抜き」とでもいっていい手法だ。 「カウペンズとアンティータムの交代は長期計画の一環で、米海軍はアジア地域の安定に対する責務を果たすため、最も有能な部隊を展開させる」。第70任務部隊司令官のマーク・モンゴメリー少将は両艦の交代について記者団を前に語った。 カウペンズはタイコンデロガ級の17番艦で1991年就役。イージス武器
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