速度違反の取り締まりで、よく耳にするのが路上に設置されたカメラで違反車を自動撮影する「オービス」でしょう。オービスを察知するレーダー探知機もカー用品として売られています。ところが、警察庁の資料によると、速度違反の取り締まり件数のうちオービスによるものはごくわずか。じつは全体の3%しか占めていません。 速度違反取り締まりに無人式と有人式 速度違反の取り締まりは、大きく分けると無人式と有人式の2種類があります。このうち無人式が、高速道路や主要一般道に設置される「オービス」です。速度違反車のナンバーと運転手を撮影し、後日運転手を警察へ呼び出して取り締まります。 一方の有人式は、白バイやパトカーが速度違反車を後ろから同じ速度で追いかけて速度測定する「追尾式」、路上に設置した測定器で速度違反を取り締まる「定置式」が一般的です。 速度違反の取り締まりといえば、高速道路で目にする機会の多いオービスが話題