「1強政治」を変えた野党共闘 山本太郎さんの突然の参戦 「偉いおじさんが勝手に決める政治は終わりに」 【金曜日の永田町(No.40) 2021.10.10】 れいわ新選組の山本太郎代表が10月8日、次期衆院選で東京8区から立候補すると表明しました。地元の意向は反映されないまま、山本氏と立憲民主党の一部幹部の間で話し合われたことに、市民たちは抗議の声をあげています。根っこには、小選挙区制という選挙制度の問題が――。朝日新聞政治部の南彰記者が国会周辺で感じたことをつづります。 「1強政治」を変えた野党共闘 10月8日、第100代首相に就任した岸田文雄さんの所信表明演説が行われました。 「私が、書きためてきたノートには、国民の切実な声があふれています。一人暮らしで、もしコロナになったらと思うと不安で仕方ない。テレワークでお客が激減し、経営するクリーニング屋の事業継続が厳しい。里帰りができず、1人
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