韓国ソウルで行われた記者会見で頭を下げる警察庁の尹熙根(ユン・ヒグン)長官(2022年11月1日撮影)。(c)YONHAP / AFP 【11月1日 AFP】(写真追加)韓国の警察トップは1日、ソウルの繁華街・梨泰院(Itaewon)で起きた雑踏事故について、事故直前に危険を伝える複数の通報を受けていたとし、警察の対応は「不十分だった」と認めた。 10月29日夜遅くに起きた事故では、若者を中心に少なくとも156人が死亡、多数が負傷した。 梨泰院には当時、ハロウィーンを前に推定10万人が集まっていた。しかし、特定の主催者がいる「公式」イベントではなかったため、警察も自治体も積極的に歩行者の誘導などはしていなかった。 ハロウィーンイベントは群衆の安全管理が必要な「祭典」ではなく、「事象」だと認識されていた。 警察庁の尹熙根(ユン・ヒグン、Yoon Hee-keun)長官は「事故の直前、現場の深