思えば昔、「地球って動くんです」。と言ったばかりに有罪となってしまった、イタリアの天文学者、ガリレオ・ガリレイおじさんの話は有名だが、中世ってそういう時代だった。 あらゆる出来事の原因はまるで理解されておらず、ただ畏れの対象でしかなかった。当時は医学も発達していないので、普通の風邪で人がバタバタと死んでいった。腺ペストに罹って、脇や鼠蹊部のリンパ節が腫れていても、当時は珍しくも何ともなかったのだ。 宗教との絡みもあった為、当時の人々の科学的知識は乏しかった。それなりに研究なども行われ、当時の研究者たちもがんばっていたのだろうが、過去にタイムスリップしたくなくなるレベルの認識であったことは確かなようだ。 以下の写真は、中世ヨーロッパの人々が描いた医学・科学・宇宙などに関する学術書の一部である。 1. 太陽系 この画像を大きなサイズで見る 2. 解剖図 この画像を大きなサイズで見る 3. 妊娠