放送開始とともに視聴者を釘付けにし続ける「エルピス —希望、あるいは災い—」。ドラマとともに話題になっているのが、恵那(長澤まさみ)が料理をつくるエンディング映像です。このエンディング制作企画で参加しているのが、元テレビ東京社員で現在フリーのテレビプロデューサーとなった上出遼平さん。どういう経緯で今回のオファーを受けることになったのか、そしてテレビや報道に対してどんな思いを抱いているか。脚本家の渡辺あやさんとともにお話を伺います。(インタビュー【後篇】を読む) 「僕たちテレビは自ら死んでいくのか」に込めた思い フリーのテレビプロデューサーとして活躍する、上出遼平。 ――「エルピス」のエンディング企画で上出遼平さんのお名前を発見したとき、いろいろと腑に落ちました。というのも、以前渡辺あやさんと佐野亜裕美さん(本作プロデューサー)がおっしゃっていた「テレビやマスコミ、報道の役割とは何か」という
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