関西館小展示 「花ひらく少女歌劇の世界」 の開催について 第13回の関西館小展示では、「花ひらく少女歌劇の世界」と題して、少女歌劇に関する資料を紹介します。 少女歌劇とは、女性のみで演じられるミュージカルやレビューなどの舞台であり、昭和初期に隆盛した日本独特の演劇形態です。大正期に関西で宝塚、大阪松竹等の少女歌劇団が人気を博すると、昭和戦前期には観光地や沿線開発の目玉として、各地で歌劇団結成の動きが広まりました。 今回の展示では、当時の歌劇団の活動や公演内容を中心に少女歌劇の発展史をたどります。各歌劇団の年史、脚本、写真集等の関西館所蔵資料を展示するとともに、「すみれの花咲く頃」(宝塚歌劇団)、「東京をどり」(松竹少女歌劇団)をはじめとする公演主題歌などの歴史的音源37点を聴くことができるコーナーを設けます。 開催期間中には資料解説も行います。 資料リスト(後日掲載予定) 資料解説: 職