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祇園祭の行事・風習
吉符入り(きっぷいり) (各山鉾町) 神事初めの日で、各山鉾町では関係者が町会所に集まり、祭りの無... 吉符入り(きっぷいり) (各山鉾町) 神事初めの日で、各山鉾町では関係者が町会所に集まり、祭りの無事を祈願します。 日時は山鉾町により異なり5日頃までに行われます。 ======= 吉府入りとは、神事始めの意味で、ふつう7月1日午前中に行われ、この日から約1ヶ月に及ぶ祇園祭が始まる。 江戸時代には、旧5月20日を吉府入りと称し、四座の雑色(京都所司代の下にあって、市中の警察事務を行う世襲の役人)が、八坂神社の執行職と神事の打ち合わせを行った後、四条東洞院の辻で、出迎えの長刀鉾並びに函谷鉾の役員に、古例に違うことなく祇園祭をとり行うべき旨を指示したといわれる。 現在、神社関係では、7月1日のこの日、清々講社幹事などが、社務所に集まって、祭儀の細目について協議を行う。一方、各山鉾町では、町内関係者が町会所などに集まり、祭神を祭って御祓いをし、祭の無事を祈るほか、この年の祭当番(役員)を選ぶとと