第二次世界大戦後は鉄道の利用者が減少傾向となり、多くの鉄道会社が赤字経営となった。このため不動産の有効利用が活発となった。1963年、ペンシルバニア鉄道は多くの反対を押し切り荘厳なボザール建築の旧ペンシルバニア駅舎を解体して、多目的用途の駅ビル、マディソン・スクエア・ガーデンを建設した。この出来事は歴史建造物保存の機運が高まる結果となった。ニューヨーク・セントラル鉄道も1966年にグランドセントラル駅舎を解体して高層ビルに建て替える再開発計画を発表したが、ニューヨーク市やジャクリーン・ケネディ・オナシスなどが反対し、連邦最高裁判所まで争った末に、計画は撤回された。 1991年には、長距離旅客列車の運行を担うアムトラックの列車のうち唯一グランドセントラル駅に発着していたエンパイア回廊(Empire Corridor、NYC~オルバニー~バッファロー)の列車がエンパイア接続線(Empire C
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