顔面移植手術を受けたコニー・カルプ(Connie Culp)さんの移植前(左)と移植後(2009年5月5日、クリーブランド・クリニック提供)。(c)AFP/Cleveland Clinic 【5月6日 AFP】5年前に夫から散弾銃を発砲されて鼻、口蓋、下まぶたなどを失い、米国初の顔面移植手術を受けたコニー・カルプ(Connie Culp)さん(46)が5日、米オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)の病院で記者会見した。 カルプさんは前年12月、クリーブランド・クリニック(Cleveland Clinic)で、死亡した女性のドナーの遺体から顔の約8割を移植する手術を受けた。手術は11人の外科医チームにより、22時間にわたり行われた。顔面移植は当時、世界では4例目だった。 カルプさんは事件の2か月後、この病院の医師から治せないかもしれないが、トライしてみると言われたという。