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本と文学に関するuuukeyのブックマーク (10)

  • 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が、働く現代人に刺さる理由。三宅香帆さんインタビュー | CINRA

    2021年の映画『花束みたいな恋をした』では、就職すると、かつて愛した漫画に目もくれなくなってしまった青年、麦(菅田将暉)が描かれた。なぜ、麦くんはを読まなくなったのだろう―。 そんな疑問から生まれた一冊『なぜ働いているとが読めなくなるのか』(集英社新書)が、発売1週間で10万部を突破し大きな話題となっている。 著者の三宅香帆さんと、読書を楽しむ余裕がなくなってしまった現代人の労働の問題と生活について、たっぷり語り合った。 ―著はタイトルの通り、「なぜ働いているとが読めなくなるのか?」という課題意識から、明治時代以降のヒットの変遷を軸に、日の労働観を総括されています。明治以降の労働史を知るのにすごく最適な一冊だと思いながら読みましたが、どんな経緯でご執筆をされたのでしょうか。 三宅香帆(以下、三宅):映画『花束みたいな恋をした』(2021)を観たことがきっかけになっていて、

    『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が、働く現代人に刺さる理由。三宅香帆さんインタビュー | CINRA
  • 20年の歴史を経て来場者急増、次はビッグサイトで開催へ 「文学フリマ」主催者に訊く インディペンデントなイベントの続け方|FINDERS

    CULTURE | 2024/01/30 20年の歴史を経て来場者急増、次はビッグサイトで開催へ 「文学フリマ」主催者に訊く インディペンデントなイベントの続け方 サムネイル画像は2023年11月11日開催「文学フリマ東京37」の模様 撮影・山純 聞き手・構成・写真:神保勇揮(FINDERS編集部) 小説・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイ・評論など、多種多様なテキストメインの同人誌が販売されるイベント「文学フリマ」。バックに大資や自治体がついているわけではないインディペンデントなイベントだが、その歴史は20年以上積み重ねられており、全国各地で開催されている。コロナ禍を経た2023年の東京会場では来場者が過去最大の1万人を突破、しかも前年より倍増近い人数になっており周囲を驚かせた。しかも2024年には過去最大規模となる、東京ビッグサイトでの開催を予定しているという。 初期からプ

    20年の歴史を経て来場者急増、次はビッグサイトで開催へ 「文学フリマ」主催者に訊く インディペンデントなイベントの続け方|FINDERS
  • 文フリに現代の「文学とは何か」を見た

    11月11日(ポッキーの日)、かねてより見物したいと思っていた「文学フリマ」に参加した。おのぼりさん感覚、文化祭感覚、そしてかつて開いていた僕の屋「フィクショネス」感覚を、存分に味わうことができた。誘っていただいた破船房の仲俣暁生さん(当「マガジン航」の編集発行人)に、まずは感謝する。現場でも仲俣さんは大奮闘なさって、おかげで僕は楽ができた。 開場は12時の予定で、準備は10時からということだったが、僕たちが到着した時(つまり開場2時間前!)には、すでに来場者が行列を作っていた。東京流通センターをフルに使った会場は広かったが、個々のブースは狭かった。破船房もひとつのテーブルを半分だけ使うことができて、そこに仲俣さんや僕のを、なるたけ見栄えよく並べて客を待った。 テーブルの残り半分を占める隣のブースは、11時を過ぎても人が来なかった。大きな段ボールがいくつも積んであるばかりで、他人事なが

    文フリに現代の「文学とは何か」を見た
  • 滝沢カレン「みなさまの脳を通りすぎることができたら、それだけで幸せ」 初の短編小説集『馴染み知らずの物語』を語る

    滝沢カレン「みなさまの脳を通りすぎることができたら、それだけで幸せ」 初の短編小説集『馴染み知らずの物語』を語る ――もともと滝沢さんは、文章を書くのがお好きなんですよね。 滝沢:大好きです。話すことって一秒で終わっちゃうけど、書いておけばその一行は一生残るじゃないですか。書くより話すほうがわかりやすい、って人もいると思うんですけど、私は手紙や作文など文字のほうが自分を表現しやすいなって昔から思っていました。あと、文字は絶対に、自分を許してくれるから。 ――自分を許してくれる? 滝沢:はい。クッションみたいに私を受け止めてくれます。自分の書いた文章をあとになって読み返したとき、文字が笑いかけてくれるような気持ちになるんですよね。なんていうんだろう、絶対的な私の味方って感じがする。自分で書いたんだから、あたりまえかもしれないけど、このたくさんの文字がそのときの私を支えてくれたんだって思うと、

    滝沢カレン「みなさまの脳を通りすぎることができたら、それだけで幸せ」 初の短編小説集『馴染み知らずの物語』を語る
  • 【窓際三等兵×嶋浩一郎】「タワマン文学」はなぜバズるのか。

    JTがこれまでにない視点や考え方を活かし、さまざまなパートナーと社会課題に向き合うために発足させた「Rethink PROJECT」。 NewsPicksが「Rethink」という考え方やその必要性に共感したことから、Rethink PROJECTとNewsPicksがパートナーとしてタッグを組み、2020年7月にネット配信番組「Rethink Japan」がスタートしました。 世界が大きな変化を迎えている今、歴史や叡智を起点に、私たちが直面する問題を新しい視点で捉えなおす番組です。 大好評だった昨年につづき、今年も全9回(予定)の放送を通して、各業界の専門家と世の中の根底を “Rethink” していく様子をお届けします。

    【窓際三等兵×嶋浩一郎】「タワマン文学」はなぜバズるのか。
  • ブレイディみかこさん、初小説「両手にトカレフ」インタビュー 「見えない存在」にされた子どもたちに光を|好書好日

    ブレイディみかこさん ブレイディみかこ(ぶれいでぃ・みかこ)ライター、作家、保育士 1965年生まれ。96年から英国ブライトン在住。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で新潮ドキュメント賞を受賞。19年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で、毎日出版文化賞特別賞などを受賞。ほか、金子文子も登場する『女たちのテロル』など著書多数。 「『ぼくイエ』って、ウソだよね」 ――これまでノンフィクションを書いてきたブレイディさんが、今回小説にチャレンジしたのはなぜですか。 きっかけは、息子の一言でした。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、息子の通う英国の元底辺中学校の話なんですが、当の息子が読んだら、「これは幸せな少年の話だよね」と言われてしまって……。あれは、荒れた学校と言われた中学がクラブ活動でダンスや音楽や演劇を思いきりさせたら子ど

    ブレイディみかこさん、初小説「両手にトカレフ」インタビュー 「見えない存在」にされた子どもたちに光を|好書好日
  • 佐藤雅彦さん「考えの整頓 ベンチの足」インタビュー 表現の礎にある「妙」|好書好日

    撮影:STUDIO DUNK 佐藤雅彦(さとう・まさひこ) 1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。1999年より慶應義塾大学環境情報学部教授。2006年より東京藝術大学大学院映像研究科教授、21年より名誉教授。著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵氏との共著・日経済新聞社)『毎月新聞』『新しい分かり方』(中央公論新社)など。ゲームソフト「I.Q.」やNHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」「考えるカラス」など、分野を超えた独自の活動を続けている。13年紫綬褒章受章。14年、18年カンヌ国際映画祭短編部門に正式招待。 「理」を超えたものへの関心 ――作は「心のどこかに引っかかってきた不明なもの」を明らかにしていった『考えの整頓』(2011年)に続く第2集ですが、どのように執筆されたのでしょうか? 「暮しの手帖」は2カ月に1回出る雑誌なので、そのあいだに起こった、自分の心

    佐藤雅彦さん「考えの整頓 ベンチの足」インタビュー 表現の礎にある「妙」|好書好日
  • 架空の神話大系・クトゥルー神話はいかにして生まれ、世界に広がったのか? 森瀬繚さんインタビュー|好書好日

    文・朝宮運河 写真・斉藤順子 森瀬繚(もりせ・りょう)ライター・翻訳家 小説やアニメ・ゲームのシナリオの執筆や、ゲームを中心に神話・オカルト・歴史考証に携わる。翻訳家としてはS・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(日語版監修)、リン・カーター他『クトゥルーの子供たち』(立花圭一との共訳)、R・ゼラズニイ『虚ろなる十月の夜』などがある。クトゥルー神話研究家としても、国内の神話作品を網羅したガイドブック『All Over クトゥルー』などの著作がある。H・P・ラヴクラフト作品の注釈付き作品集「新訳クトゥルー神話コレクション」を刊行中(既巻5冊)で、最近kindle版も発売された。 そもそもクトゥルー神話とは? ――近年、「クトゥルー神話」という単語をよく目にするようになりました。ゲームやアニメの題材としてしばしば取りあげられますが、クトゥルー神話とはどんなものなのでしょうか。 主に192

    架空の神話大系・クトゥルー神話はいかにして生まれ、世界に広がったのか? 森瀬繚さんインタビュー|好書好日
  • 「海外文学・世界文学ベスト100冊」は、どの1冊から読み始めればいいか - ボヘミアの海岸線

    #2019年、編集済み。 「海外文学の名作100冊」を分類する 世界文学・海外文学は広大な海あるいは原野のようだ。それゆえ、初心者にとって地図がとても見づらい。「面白い」「古典」「話題になっている」という定性的な物差しはたくさんあるけれど、それだけで歩くにはあまりにタイトルの数が多すぎる。さらに「面白い」の基準は人それぞれなので、リストは無数にある。ほんのり海外文学に興味はあるけれど、どの羅針盤を使えばいいのかわからない人が「とりあえず海外文学ベストならまちがいないのでは」とベスト荒野に向かい、アチャス&エペペする姿を何度も目撃してきた。 というわけで、ノルウェー・ブック・クラブが2002年に公表した”Top 100 Books of All Time”「世界最高の文学100冊」を「値段」「ページ数(読了までの長さ)」「入手可能さ」という定量的な指標で分類してみた。リストを選んだのは、お

    「海外文学・世界文学ベスト100冊」は、どの1冊から読み始めればいいか - ボヘミアの海岸線
  • ワールド文学カップ|紀伊國屋書店 新宿本店フェア

    ワールド文学カップ ワールド文学カップ開催の辞 世界文学。この言葉に秘められている奇跡めいた響きにお気付きでしょうか。例えば世界が一つの大陸であったなら、例えば人々が皆同じ言葉を話していたなら、例えば人々の肌の色が皆同じであったなら、例えば人類が文字を扱うことを知らなかったなら、文学というものがこんなにも広がりを持ち、多彩になることが果たして可能であったでしょうか。 世界文学。この言葉の包含する奇跡は、人々の笑顔、涙、怒号、その他書き表せないほど様々な感情が、同じくらい様々な言語のかたちをとって迸ることで生まれたものです。国も時代も異なるのに違う言葉で同じことを書いている作家たちもいれば、誰も想像したことのなかった物語を世界に突きつけた作家もいます。これほどまでに多くの声が、これほどまでに多くの地域から上がる。そう、世界は一つになれなかった。だからこそ、世界はその胸の内に、決して画一

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