コロナ禍など関係ないというお店がある。“湯豆腐にパクチー、冷奴にパクチー”が評判のその店は、コロナ禍でも新店オープンから満席が続く。お得意さま対象のプレオープンのレセプションは圧巻。若い店主の感性に魅せられているお客さまが引きも切らずつめかけ、新たな食スタイルに共感して発信されたSNSが、店主の友だちの友だちをも新店に引き寄せる。客が客を呼ぶ。 1.コロナなんて関係ないという飲食店 「石の上にも3年」というような悠長なことはいわない。店のオープンから全力疾走。「ロケットスタート」で一気に連日満席にし、ずっと高空飛行をつづける。社会の空気を読みつつお客さまの反応を常に観察して変化をつかみ、繁盛している中で先手を打ち、見限り見切って、また新たな食スタイルの店をオープンし、ロケットスタートする。 「石の上にも3年」経営と「ロケットスタート連続」経営のちがいは店主のスマホのなかにある。「ロケットス
第5回 内田樹先生×朴東燮先生「これからの時代は<習合>で生きる」(1) 2020.10.12更新 2020年9月17日、MSLive!にて内田樹先生と朴東燮先生による対談「『日本習合論』発刊記念 これからの時代は<習合>で生きる」がおこなわれました。世界で唯一の内田樹研究者である朴先生と内田先生の対談は、本書を書くアイデアはどうしてできたか、内田先生は何を意識して執筆するのか、といった創作の秘密を紐解くものにもなりました。 内田先生が大風呂敷と呼ぶ『日本習合論』同様に広がりのある対談の模様の一部を、2回にわけてお届けします。 (左:内田樹先生、右:朴東燮先生) 起きても良いはずのことがなぜ起きなかったのか 内田 朴先生は『日本習合論』を読んでどうでしたか? 朴 ものすごく面白かったです。誰にも説明できない事例を集めて、説明できるひとつのストーリーラインをあぶり出すと言うんでしょうか。それ
お互いの距離は離れていても、テクノロジーを上手に使うことで、今までよりも近くに感じられる。ちょっとした発想の転換で、まったく新たなつながりが生まれる。新型コロナをきっかけにして始まりつつある新しいライフスタイルは「リモコンライフ」(Remote Connection Life)といえるものなのかもしれません。リモコンライフは、Remote Communication Lifeであり、Remote Comfortable Lifeも生み出していく。そうした離れながらつながっていくライフスタイルの「未来図」を、雑誌の編集長と電通のクリエイターが一緒に考えていく本連載。 6回目は「日経トレンディ」の編集長・三谷弘美さんに伺いました。 <目次> ▼【リモコンライフストーリー#06 新しい祝福のカタチ】 ▼「テレワーク」このまま続き、「おうち時間」は一時的 ▼ 高まる「コト消費」への渇望 ▼ 5Gや
お互いの距離は離れていても、テクノロジーを上手に使うことで、今までよりも近くに感じられる。ちょっとした発想の転換で、まったく新たなつながりが生まれる。新型コロナをきっかけにして始まりつつある新しいライフスタイルは「リモコンライフ」(Remote Connection Life)といえるものなのかもしれません。リモコンライフは、Remote Communication Lifeであり、Remote Comfortable Lifeも生み出していく。そうした離れながらつながっていくライフスタイルの「未来図」を、雑誌の編集長と電通のクリエイターが一緒に考えていく本連載。 7回目は「BRUTUS」の編集長・西田善太さんに伺いました。 <目次> ▼【リモコンライフストーリー#07 アイデアがあふれる場所】 ▼ 現場には、リモートでは得られない「発見」がある ▼ オフィスは、会社を象徴する「表紙」 ▼
インタビュー by 九龍ジョー 撮影:廣田達也 編集・テキスト:山元翔一(CINRA.NET編集部) 編集:宮原朋之(CINRA.NET編集部) ——もしもし? 今から取材だから2時間後にかけ直してくれる? インタビュー取材を終えて一服しているほんの数分の間にも、坂口恭平のもとには電話がかかってくる。Twitterでの洪水のような発信はもとより、文筆家として小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたる書籍を次々に発表。自殺者ゼロを目指し、自らの電話番号(090-8106-4666)を公表して「死にたい」思いを抱える人のために、命のセーフティネットをたった一人で続けて約10年になる。 当初「建てない建築家」として活動をスタートした坂口恭平は、近年ではパステル画でもその才能を遺憾なく発揮。9月9日には音楽家として2枚目のスタジオアルバム『永遠に頭上に』をリリースした。 今回、CINRA.NETで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く