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ブックマーク / www.cyzo.com (9)

  • 『Number』『笑い神』お笑い本が出版ラッシュ、強まる「笑いは語るもの」傾向

    ウエストランドのネタは芸人のリアルな声なのか 賞レースのシーズンにあわせたような、お笑い関連書の出版ラッシュ。その背景には、近年のお笑いはファンをふくめて「語るもの」「知るもの」という傾向が強まっている部分があるのではないか。 『M-1 アナザーストーリー』(テレビ朝日系)が象徴であるように、芸人たちの裏側にある「熱」「想い」を観る者も共有したいと思えるコンテンツに、お笑いがなったと言える。その点では『Number』による「お笑いをスポーツとしてとらえる」という着眼点は絶妙だったのかもしれない。 一見、真反対で遠くの位置にあると思えた「笑い」と「感動/涙」が、実は近距離で背中合わせに存在していることを多くの人が知った。また、そのおもしろさに気づいたのだ。 それは、お笑いがいかにドラマチックであるかにフォーカスをあてた『M-1』の功績である。いや、もしかすると純粋に「笑えるもの」だったものに

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  • 日本映画界期待の新鋭・石井裕也監督「今の時代は、面白いだけじゃダメ」

    1983年生まれの石井裕也監督。 「”中の下”って、バブル以降に育ったボクらの世代に共通する意識。 思った以上に、共感してくれた人が多かった」 上がる上がるよ消費税、金持ちの友達一人もいない 来るなら来てみろ大不況、そのときゃ政府を倒すまで 倒せ倒せ政府~♪ シジミ工場の社歌とは到底思えない、アナーキーかつ音むきだしな歌詞で各地の劇場で爆笑を呼んだ石井裕也監督の商業デビュー作『川の底からこんにちは』。劇中でヒロインが口にする「どうせ、中の下ですから」という台詞は、長引く不況にあえぐ今の日社会の気分とマッチして、作はスマッシュヒットに。現在28歳の石井監督は作で「第53回ブルーリボン賞」監督賞を最年少で受賞。さらに、昨年10月にはヒロインを演じた満島ひかりとの入籍を発表したことでも話題を呼んだ。2月26日(土)に『川の底からこんにちは』がDVDリリースされるのを記念して、日映画界期

    日本映画界期待の新鋭・石井裕也監督「今の時代は、面白いだけじゃダメ」
  • アキバ系コスプレ×原宿系オシャレファッション=「ネオ・コス展」ってなんだ!?

    「秋葉原と原宿・渋谷を繋ぐ懸け橋になりたい――」 そんな高らかな理想を掲げたイベントが、東京・ラフォーレ原宿で開催中だ。 秋葉原を中心としたコスプレスタイルと、渋谷・原宿系のストリートファッションのスタイルをミックスさせた新しいファッションスタイルを「ネオ・コス」と命名、「ネオ・コス展 FASHION×COSPLAY EXHIBITION 2010」と銘打ち、このネオ・コスをアピールしていこうというこのイベント、主催するのは、東京都心部を中心に展開する個性派女子向けファッションフリーペーパー「MIG」だ。 開催初日の10月5日には、ラフォーレ原宿でオープニング・ナイトパーティーを開催、秋葉原のストリートで活動するアーティストによる「ライブペイント」も行われると聞きつけ、早速現場へ向かった。 開始前からラフォーレ原宿入り口前は、アート系男子からロリータファッションのギャル、さらにはサラリーマ

    アキバ系コスプレ×原宿系オシャレファッション=「ネオ・コス展」ってなんだ!?
  • 消極配信から積極配信へ Twitter、USTREAMが変えた音楽の新しいあり方

    池尻のPUBLIC/IMAGE.3Dにて月1で行われている「PUBLIC/IMAGE.SESSION」。毎回さまざまなクリエーターを招き、ジャンルを超えた熱いトークが展開されているが、5回目のゲストとして、ミュージシャンの七尾旅人氏とメディアジャーナリストの津田大介氏が登壇した。 今回のテーマはミュージシャン、ジャーナリストそれぞれの立場から見た、音楽業界とデジタルの話。今年に入り、ネット上でリスナーに直接楽曲を販売するミュージシャンが注目を集めているが、その先駆けとも言える「DIY STARS」というウェブ配信サービスを今年4月に立ち上げた七尾氏。一方の津田氏は、著書『Twitter社会論』(洋泉社)などで知られるTwitterの代名詞とも言える人物だ。 DIY STARSは七尾氏とダウンロードサイト「TUNK」が共同開発したウェブ配信サービスで、音源のアップから売り上げの管理までミュー

    消極配信から積極配信へ Twitter、USTREAMが変えた音楽の新しいあり方
  • 何故いまTシャツ? 伊藤ガビンが考えるメディアの未来とは

    WWWのハイパーテキストが誕生して、早20年。誰もが片手に通信機器を持ち、誰かしらとつながっている。あらゆるメディアが電子化される時代。書籍や雑誌は薄くて小さな端末の中に押し込まれ、フリック&タップで見るのが常識になるのも、もはや時間の問題なのかもしれない。そんな中、メディアの業界でゆるりゆるりと独自のポジションを築き上げている人物がいる。編集者・アーティストの伊藤ガビン氏だ。 先日、伊藤は、編集者の古屋蔵人との共同企画でオンデマンドのTシャツショップ「TEE PARTY」を立ち上げ注目を集めている。編集者の古屋は、雑誌などへの執筆と並行してBEAMS TやTOKYO CULTUART BEAMSのディレクターを務める人物。TEE PARTYのページでは、クリエイターごとに「レーベル」と呼ばれるお店の看板を出し、レーベルごとに好きな数だけ自分たちのデザインしたTシャツをページ(売場)に並べ

    何故いまTシャツ? 伊藤ガビンが考えるメディアの未来とは
  • 「文系離れが国を滅ぼす」カリスマ編集者・濱崎誉史朗が語る書籍への希望

    「私は企画魔的な編集者だと思うんです」 そう語るのは、社会評論社の編集者・濱崎誉史朗氏。以前、日刊サイゾーでも書評を掲載した『エロ語呂世界史年号』、『ニセドイツ』、『いんちきおもちゃ大図鑑』など、一癖もふた癖もある書籍を担当した敏腕編集者である。彼の作るは一言で言えば、”珍書・奇書”。変な言い方をすれば「ヘンな」ばかりだ。日中の高層ビルの写真をひたすら収めたもの、アジア産の珍奇なおもちゃを集めたもの、エロい語呂で覚える歴史参考書、世界中の時刻表をまとめたもの……。彼の担当した書籍の持つ独自の着眼点と統一感から、出版関係者、書店員の間でも編集者・濱崎誉史朗ファンはじわりじわりと増加中。これまでも彼の担当した書籍を大々的にフィーチャーした「ハマザキカク」というブックフェアが2度開催され、現在も有隣堂ヨドバシAKIBA店において3回目のブックフェアが開催中である。 毎日最低一つは企画を考え

    「文系離れが国を滅ぼす」カリスマ編集者・濱崎誉史朗が語る書籍への希望
  • 5,000人が注目した「非実在青少年」の行方 東京都は何を隠したか?

    性描写のある作品のゾーニングは青少年の健全育成のためなのか、それとも表現規制なのか。 今年2月から始まった都議会に、東京都青少年問題協議会の答申案に基づき、石原都知事が提出した東京都青少年健全育成条例の改正案は当初より出版関係者のみならず、一般市民からもその正当性が疑われていた。 問題視されているのは、かいつまむと以下の点だ。 ・インターネット、携帯コンテンツ事業者に対するフィルタリングの強化 ・非実在青少年を相手方とする性交、および性交類似行為を描写したコミック、アニメ、ゲームを含む不健全図書販売についての自主規制の要請 ・児童ポルノの単純所持規制 結局、3月の都議会では審議継続となり、可決は今のところ見送られている形となっているが、6月から始まる都議会において、再び論議されることなる。 規制反対派にとっては、いまだ予断を許さない状況である。 そんな中、5月17日、東京都青少年健全育成条

    5,000人が注目した「非実在青少年」の行方 東京都は何を隠したか?
  • ARによるイノベーションは可能か? 常時ログオンがもたらす未来を探る

    3月10日、慶應義塾大学三田キャンパスにてAR Commons第2回シンポジウム「2010年ARの旅:新たなる未知への挑戦」が開催された。 AR Commonsとは「AR(Augmented Reality)技術を快適に利用するための多次元的空間活用を促進する非営利の任意団体である」(設立趣意書より)。今回は東京・渋谷で行われたAR実証実験の報告をまじえつつ、サブタイトルにあるように”「ヒト=Inforg」がクラウド化してゆく時代のプラットフォームとは?”を考えるものとなった。 冒頭、岩渕潤子教授(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)から「今回はInforg(info+org)というキーワードが多用される。ヒトが携帯端末化するのか、情報が人間化するのか。ヒト(と、そのマシン)がクラウド化したらどうなるのか」「ヒトがクラウド化するとはどういうことか。いままではデバイスにログオンして情報に

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  • セレソンゲームをめぐる旅路も大団円!? すべてが解き明かされる完結編ついに公開!!

    上映時間が「増しまし」になったため、当初に予定していた1月9日から3月13日へと公開が延期された『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』。ロードショーに先立ち、3月4日に完成披露試写会と舞台挨拶が行われた。 昨年4月から6月までフジテレビ「ノイタミナ」枠で放映されたテレビシリーズ『東のエデン』から足掛け一年。完結編となる今回の『劇場版II』は、前作『劇場版I The King of Eden』のラストシーンに続くシークエンスから始まる。 「残金100憶円がセットされたノブレス携帯を使い、この国を正しい方向へ導く」任務を強制的に課せられた12人の日本代表が争うセレソンゲーム。次々にセレソンが脱落するなか、事態はNo.1物部大樹、No.2辻仁太郎、No.9滝沢朗、三つ巴による最終局面を迎えていた。 ニューヨークから帰国した滝沢と咲は、逝去した内閣総理大臣・飯沼誠次郎の後援会員に空

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