京都市交通局が運行する、京都市営地下鉄の駅で配布されている『ハンケイ500m』 『ハンケイ500m』は、毎号京都にあるバス停をひとつ選び、そこから半径500mの円内をくまなく歩き、“まちの人”を発見して特集するフリーマガジンだ。誌面に登場するのは一般市民や地元企業で、読者もほとんどが地元民という地域密着型。創刊からまもなく14年目を迎え、2024年3月発売の最新号は78号目となる。KBS京都ラジオの番組「サウンド版ハンケイ500m」とも連動しているほか、大手企業や官公庁などとのコラボレーションも増えているという。 同誌を読んでいると、京都という地域に根ざしたネットワークがそこに可視化されているように感じる。そして今回、創刊から同誌編集長を務める円城新子さん、同誌に信頼を寄せる地元企業、配布に協力する京都市交通局といった関係者たちへのインタビューから見えてきたのは、フリーマガジンというメディ
![「おもしろいやん」の連鎖から生まれる公共性:バス停起点のフリーマガジンから見る地域メディアのリアル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/36dad8e1d75440377cff1570a038deff0e5d5241/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsubstackcdn.com%2Fimage%2Ffetch%2Fw_1200%2Ch_600%2Cc_fill%2Cf_jpg%2Cq_auto%3Agood%2Cfl_progressive%3Asteep%2Cg_auto%2Fhttps%253A%252F%252Fsubstack-post-media.s3.amazonaws.com%252Fpublic%252Fimages%252Fa2b7ca7b-80c4-4bc7-b585-3d7b537404ba_4128x2752.jpeg)