「レッドスプライト」は高度50km~80kmの中間圏で起こる発光現象であり、その見た目から「赤い稲妻」とも呼ばれています。そんなレッドスプライトの様子を捉えた高解像度画像が、NASAとミシガン工科大学によって運営されているウェブサイト・Astronomy Picture of the Dayに掲載されました。 APOD: 2023 October 2 – Sprite Lightning in High Definition https://apod.nasa.gov/apod/ap231002.html レッドスプライトは雷雲や積乱雲のはるか上空の中間圏で生じる発光現象で、色合いはその名の通り赤みを帯びており、雷とは異なるものの雷に付随して発生する現象だそうです。これまでの研究からは、落雷の後に高度約80kmからイオン化した100mほどの空気の球が落下し、これに伴って発光が生じると考えら