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危機管理に関するvaluefirstのブックマーク (86)

  • 訂正:ギリシャ国庫、かき集めないと20日にも資金枯渇=当局者

    4月17日、ギリシャが資金をかき集めなければ、20日には国庫が空になることが当局者の話で明らかになった。写真は経済関係の会合に出席するバルファキス財務相。パリで9日撮影(2015年 ロイター/Charles Platiau) [アテネ 17日 ロイター] - 対ギリシャ支援交渉が難航するなか、同国政府が年金基金や地方政府の財源などを含む公的部門のあらゆるセクターから資金をかき集めなければ、4月20日には国庫が空になることが財務省当局者の話で明らかになった。

    訂正:ギリシャ国庫、かき集めないと20日にも資金枯渇=当局者
    valuefirst
    valuefirst 2015/04/18
    そしてこの国の民は緊縮財政に反対で、変な首相を総選挙で選んだのだから、こうなるのは当たり前。
  • コラム:近づくギリシャの「Xデー」=田中理氏

    4月16日、第一生命経済研究所・主席エコノミストの田中理氏は、ギリシャは市場調達復帰の道も完全に閉ざされており、追加支援を受けない限り、財政資金の枯渇は時間の問題だと指摘。提供写真(2015年 ロイター) 田中理 第一生命経済研究所 主席エコノミスト [東京 16日] - 財政資金の枯渇や支援提供国との改革案をめぐる合意期限が刻一刻と迫るなか、ギリシャ情勢が再び緊迫の度合いを増している。 13日付けの英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は、「我々の命運は尽きた。(4月末までに)欧州諸国が救済資金を拠出しなければ、ギリシャはデフォルト(債務不履行)を宣言する以外にない」とする与党・政府関係者の発言を伝えた。 こうした発言は、月内合意に向けた交渉が大詰めを迎えるなか、支援提供国から最大限の譲歩を勝ち取ることを狙ったギリシャのお決まりの交渉戦術と見る向きもある。だが、これまでの交渉過程で、ギリシ

    コラム:近づくギリシャの「Xデー」=田中理氏
    valuefirst
    valuefirst 2015/04/18
    ギリシャとEUがやろうとしていることは根本的な解決ではなく、単なる破綻までの時間稼ぎ。
  • 会社四季報オンライン|株式投資・銘柄研究のバイブル

    全上場銘柄を取材する「会社四季報オンライン」だからこそできる有望銘柄の発掘。最新の株式ニュースや業績予想、銘柄比較、四季報スコアなどの独自指標を含む最大960超の項目によるスクリーニング、ランキング、高機能チャート等を使って多彩な分析ができます。

    会社四季報オンライン|株式投資・銘柄研究のバイブル
    valuefirst
    valuefirst 2014/12/02
    終わりの始まりはムーディーズからw
  • イエレン氏が話せば株価は上がる-「金の卵産むガチョウ」か - Bloomberg

    Connecting decision makers to a dynamic network of information, people and ideas, Bloomberg quickly and accurately delivers business and financial information, news and insight around the world.

    イエレン氏が話せば株価は上がる-「金の卵産むガチョウ」か - Bloomberg
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    valuefirst 2014/06/05
    こういう話が出始めると、そろそろ終わりが近づいてる気がするw
  • 1182.日本は次第に貧しくなっていく | 日本国破綻Safety Net(日本国財政破綻改め)

    浅井隆が「2014年財政破綻」と言っていた、その2014年になりましたが、彼は予言で日を少なくとも4〜5回は破綻させている。アホのひとつ覚えのように『破綻するぞ』と言い続けていれば、いつかは的中するかもしれない。さて、昨年末、12/25の日経電子版に、立花証券元社長石井久さん(90歳)のインタビュー記事が掲載されていました。市場を長年見てきた方の相場観は大変参考になります。以下、日経電子版の記事から引用してみます。 ■ 日の株式相場はあと3年くらいはかなり明るいだろう。経済全体は縮んでいるが、力はある。日には1000兆円以上の個人金融資産がある。こんな国は世界に例がない。さしあたり株の需給関係はいい。日の経済実態からいっても1〜3年は景気が良いことは歴然としている。 2020年の東京五輪が決まったこともあって、株価がしっかりしている。日経平均は短期的には1〜2割は上がるだろう。ただ

    1182.日本は次第に貧しくなっていく | 日本国破綻Safety Net(日本国財政破綻改め)
  • アベノミクスと呼ばれるリフレ政策の危険性 | 牛さん熊さんブログ

    7月4日に参院選が公示された。昨年12月の衆院選の勢いに乗って、参院でも自民・公明両党が、参議院でも過半数を獲得し、国会のねじれを解消するのかが最大の注目点となる。そもそもこの国会のねじれを生じさせたのが、2007年7月に実施された参院選において自民党歴史的大敗を喫したことによるものであり、その時の首相が現在の安倍晋三であり、安倍首相はその雪辱を果たそうとしている。 今回の参院選の争点のひとつがアベノミクスへの評価となる。昨年11月の衆院解散後、リフレ的な発言を行ったことから、海外投資家による円売り・日株買いを呼び込み、日経平均は昨年11月の8000円台から、今年5月には16000円近くまで上昇し、ドル円も80円割れから一時103円まで円安が進んだ。この急激な円安・株高の進行により、日経済の回復への期待も強まり、安倍政権の経済政策はアベノミクスと呼ばれた。 そのアベノミクスは三の矢

    アベノミクスと呼ばれるリフレ政策の危険性 | 牛さん熊さんブログ
  • ハードランディングのシナリオ : 池田信夫 blog

    2013年07月10日08:36 カテゴリ経済 ハードランディングのシナリオ きのうの言論アリーナでも論じたことだが、今回の参院選でどの党も避けているのが、財政や社会保障が維持可能なのかという問題だ。それどころか「増税すると景気が悪くなって税収が減る」などと増税の先送りを求める政治家も多い。そういう勉強不足の政治家には、きのう東京財団が発表したシミュレーションを読んでほしい。といっても51ページもあって専門的なので、超簡単に紹介しておこう。 国・地方の長期債務残高(経団連) 上の図は経団連のシミュレーションだが、消費税を10%にしても財政赤字は発散し、2050年には政府債務がGDPの6倍になる。それを今の規模に維持するだけでも、毎年GDP比で1%の財政収支改善が必要だ。これは消費税率に換算すると25%まで引き上げることに相当する。これは小黒一正氏もいうように、財政学者の大方のコンセンサスだ

    ハードランディングのシナリオ : 池田信夫 blog
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

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    valuefirst
    valuefirst 2013/06/21
    日本国債バブルの崩壊もコレと同じ。日銀がファイナンスし出すと最終的なツケは国民が払うことになる。
  • 財政危機はインフレで解決するか : 池田信夫 blog

    2013年06月12日08:30 カテゴリ経済 財政危機はインフレで解決するか クルーグマンが「異次元緩和」についてコメントしているが、まず「国債の大量購入で長期金利が上がったのはなぜか」という問いがおかしい。フィッシャー方程式(名目金利=実質金利+予想インフレ率)から考えれば、国債を買ってインフレ予想が当に実現するとすれば、長期金利が上がるのは当然だ。 これはフリードマンが45年前に指摘したことで、クルーグマンの批判しているリチャード・クーやノア・スミスのほうが正しい。現実に長プラや住宅ローンは上がっている(ただ今回は予想インフレ率は下がっているので、国債市場の混乱によるリスクプレミアムの上昇で金利が上がったものと思われる)。 ニューズウィークでも書いたように、日銀にはすでに出口戦略はなく、邦銀や生保が国債を売り逃げたらすべて日銀が買い取るしかない。この結果、黒田氏のめざすように日銀が

    財政危機はインフレで解決するか : 池田信夫 blog
  • 足もとでいったい、何が起きているのか?方向感を失った「株式・国債バブル」の行き着く先――小幡績・慶應義塾大学大学院准教授に聞く

    アベノミクスで円安・株高に沸いていた日の金融市場が、足もとで変調をきたしている。5月中旬以降、株式と国債の乱高下が止まらない。まるで方向感を見失ってしまったかのような市場の動きに、投資家の不安は募る。足もとでいったい、何が起きているのか。黒田日銀の「異次元の金融緩和」は、市場の平静を取り戻せるだろうか。金融市場に精通し、かねてよりリフレ政策の課題を指摘して来た小幡績・慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)准教授に、「株式・国債バブル」の行方を詳しく聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 編集長・原英次郎、小尾拓也) 今は典型的な「バブル相場」の動き 株式市場で何が起きているのか? ――アベノミクスで円安・株高に沸く日の金融市場が、足もとで変調をきたしています。1万5000円を越えて続伸していた日経平均株価は、5月23日、終値ベースで前日比7.3%安となる1万4483円

  • 「アベノミクスバブル」が完全に崩壊するとき

    いまの日の株価はバブルであろうか? 私はバブルであると考える。5月の大型連休終了後、日の株価はバブルとなったと考える。その理由は以下の通りである。第一に……、という原稿を書いていたのだが、5月23日からの大暴落で、誰の目から見ても、株価はバブルであることが明らかになってしまった。仕方がないので、今後の株価の動向を予測することにしよう。 今後の株価は下がるに決まっている? 多くの読者は、バブルであったならば、もう崩壊したのだから、今後は下がるに決まっているのではないか、と思うかもしれない。それは非常に正しく、そして間違っている。 第一に、多くの市場関係者は、「今回の下落は一時的な調整で、むしろ健全だ」と主張している。「昨年の11月からほとんど一度も調整がなく、日経平均株価は約8割も上がったのは異常で、一時的な調整はむしろ健全で、このくらいの調整がない方がおかしい」というのである。今後は、

    「アベノミクスバブル」が完全に崩壊するとき
    valuefirst
    valuefirst 2013/05/29
    小幡績の市場予測。今起こっている株価の乱高下は売り場を探している状況である。自分も基本的にはこのスタンス。
  • ハイブリッド・バブル 日本経済を追い込む国債暴落シナリオ | ダイヤモンド・オンライン

    国債が抱える当のリスクは、バブルでありながら暴落しないことだ――。暴落しない静かなバブルは、国債依存症となった金融機関の安楽死、ひいては日経済の安楽死につながる!

    ハイブリッド・バブル 日本経済を追い込む国債暴落シナリオ | ダイヤモンド・オンライン
  • 今後金利はどうなるか?円安による国債金利上昇圧力か

    市場が荒れています(日経済新聞「日経平均乱高下、一時1万5000円割れ 600円超下落」)。今回の円安と国債金利の上昇の動きは,とてもいなや感じがします。ここ数日に発表された経済統計や,国債金利の動きは驚きです。 国債金利はまだ1%と考える人も多いと思いますが,しかし,重要なのはどのような時に状況が転換するのかです。ある時点を境に経済は動き,気がつくと大幅な変化になっていることはよくあります。今は1%ですが,これは3,4,5%への始まりかもしれません。 円安もそうでした。私は昨年9月下旬に市場の理屈に合わない動きに違和感を覚えました(円高状況は変化するか?日銀)が,その時がちょうど転換点でした。その後25円も円安に動くと誰が予想できたでしょうか。今回は国債ですが,そのときの違和感に似ています。 さて,前々回の記事で 長期利付国債の売買差額(売付額-買付額,億円,日証券業協会「国債投資

    今後金利はどうなるか?円安による国債金利上昇圧力か
    valuefirst
    valuefirst 2013/05/23
    キャピタルフライトの前兆だって?ホントかな?この記事読むとますます債券ベアへ資金移動となるな…
  • 「安楽死」に向かう日本経済 - 『ハイブリッド・バブル』

    ハイブリッド・バブルー日経済を追い込む国債暴落シナリオー 著者:小幡 績 出版:ダイヤモンド社 ★★★★☆ バブルは資主義の病である。その厄介なところは、いつも「今回は違う」と見えることだ。ITバブルで痛い目に合ったウォール街は「金融技術でリスクをヘッジした証券化商品なら大丈夫だ」と考えてもっと大きな住宅バブルをつくった。かつて株式と不動産でこりた日の機関投資家は、今度は「国債なら大丈夫だろう」と考えていたが、「黒田バズーカ」はその市場を破壊してしまった。 タイトルになっている「ハイブリッド・バブル」とは、国債市場の奇妙な安定が3種類の投資家に支えられてきたことを示す。第1は合理的な外国人投資家で、日国債のようなハイリスク・ローリターンの債券は買わない。第2はファンダメンタルズを見る投資家で、他の資産と比較して国債が割安なら買う。そして第3はテールリスクを無視して国債を買い続ける「

    「安楽死」に向かう日本経済 - 『ハイブリッド・バブル』
  • ついに文庫化! 『世紀の空売り』世界経済の破綻に賭けた男たち、マイケル・ルイス、東江一紀(翻訳) : 金融日記

    世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち、マイケル・ルイス、東江一紀(翻訳) The Big Short: Inside the Doomsday Machine, Michael Lewis このは、ここ10年ほどの金融のなかで、まちがいなくベスト3には入るできで、面白さでいったら、おそらくベスト1ではないかと思うです。 文庫化に当たり、僕が解説を書きました。 以下に、転載しておきます。 解説 藤沢数希 マイケル・ルイスは、1980年代後半にウォール街の帝王と呼ばれたソロモン・ブラザーズに、債券セールスとして新卒で入社し、そこで3年間ほど務めた。そして、1988年に、ルイスによれば「これといった理由もなく」辞めて、世界的なベストセラーとなる『ライアーズ・ポーカー』を書き上げた。 在籍時の社内の様子をすべて実名で、事細かに暴露し、当時のソロモン・ブラザーズの会長だったグッドフレンド

    ついに文庫化! 『世紀の空売り』世界経済の破綻に賭けた男たち、マイケル・ルイス、東江一紀(翻訳) : 金融日記
  • 「高金利・円安・インフレ」のアナザーワールドにようこそ – 橘玲 公式BLOG

    日発売の『日の国家破産に備える資産防衛マニュアル』の「まえがき」をアップします。 ********************************************************************** 「強い日経済を再生する」と宣言した安倍自民党政権の誕生で、「株価や地価が上昇するのでは」という期待と、「なにかとてつもなくヒドいことが起きる」という不安が交錯しています。 安倍首相が信奉する経済政策、すなわちアベノミクスは、どんな手段をとってでも日銀に2%のインフレを実現させる、というものです。 これから実施されるであろう史上例を見ない大規模な金融緩和(リフレ政策)の効果については、経済学者のあいだでも10年以上にわたってはげしい論争(というか罵り合い)が続いています。ある高名な経済学者は、「日銀が市場に大量のマネーを供給しさえすれば日経済は復活し、経済成長によ

    「高金利・円安・インフレ」のアナザーワールドにようこそ – 橘玲 公式BLOG
  • 量的緩和という時限爆弾 : 池田信夫 blog

    2013年02月22日12:12 カテゴリ経済 量的緩和という時限爆弾 1月のFOMCで「出口戦略」が検討され始めたことがマーケットで話題になっている。ダラス連銀のフィッシャー総裁は「量的緩和の効果を疑問視するのはもはや私だけではない。自分よりもずっと優秀な人たちからも疑問の声が上がっているのは非常に喜ばしい」とコメントした。 アベノミクスをはやす人々はデータも見てないようだが、Woodfordがこの4年のQEの経験をまとめていうように、狭義の量的緩和もリスク資産の購入も効果がなかった。これは日銀の量的緩和でも証明された歴史的事実であり、今ごろ周回遅れで「大胆な金融緩和」をしても、プラスの効果は何もない。 しかしマイナスの効果は大きい。野口悠紀雄氏もいうように、QEで過剰供給されたドル資金が南欧諸国の国債に向かってユーロ崩壊をまねいた疑いが強い。かつて日の量的緩和がアメリカ住宅バブルを

    量的緩和という時限爆弾 : 池田信夫 blog
  • 財政ファイナンスはすでに始まっている - 『金融緩和で日本は破綻する』

    金融緩和で日は破綻する 著者:野口 悠紀雄 販売元:ダイヤモンド社 (2013-02-01) ★★★★☆ 著者には80年代のバブル期に何度も番組に出てもらったが、一貫して「現在の地価はバブルである」という立場だった。当時そう断言したのは、彼と長谷川徳之輔氏だけで、日経新聞は「内需関連株」のブームをあおっていた。どちらが正しかったかはいうまでもないが、日経が謝罪したのは聞いたことがない。 今回も、著者の立場は一貫している。日はそもそも貨幣的な「デフレ」ではなく、新興国との価格競争や情報技術革新などによって相対価格が下がっているだけだから、日銀がいくら量的緩和をしても問題は解決できない。 ではなぜ日銀は追加緩和を繰り返しているのだろうか。著者は、その目的は財政ファイナンスだという。国債が順調に消化されるのは長期金利が低いからだが、それは日銀の大量購入で支えられている。つまり量的緩和は日銀の

    財政ファイナンスはすでに始まっている - 『金融緩和で日本は破綻する』
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

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  • 危機は過ぎ去ったのか - 『ユーロ破綻』

    ユーロ破綻 そしてドイツだけが残った (日経プレミアシリーズ) 著者:竹森 俊平 販売元:日経済新聞出版社 (2012-10-10) ★★★★☆ 昨年末から、ユーロが急ピッチで上がり始めている。12月初めに1ユーロ=107円前後だったのが、きょうは115円近くまで上がった。市場の見方では、暴落していたスペインやイタリアなどの国債をECBが「無制限に買い支える」と表明したためだそうだ。私もユーロを買い戻そうかと思ったが、書を読んでやめた。その抱える問題は、金融支援で乗り超えられるほど簡単なものではない――というより悪魔的に複雑で、ユーロが今後も維持できるとはとても思えないからだ。 一般にはユーロ危機の発端はギリシャの財政危機だと思われているが、それは問題が表面化したきっかけにすぎない。その質は域内の国際競争力の格差から生じた国際収支危機である。非常に複雑な話を思い切って単純化すると、そ