乗り換え案内サービスを手掛けるジョルダンは3月26日、国内の電車やバスの乗車券、観光施設の入場券、食事券、宿泊券など多様なチケットを、同社のアプリ「乗換案内」上で購入できるサービスを始めると発表した。 MaaS(Mobility as a Service、サービスとしての移動)の概念に基づいた施策。2020年東京五輪・パラリンピック(以下、東京五輪)が近づき、訪日外国人のさらなる増加が見込まれることを踏まえ、国内の観光・移動の利便性を高めるのが狙いだ。 サービス開始予定は5月。ただ現在は複数の交通事業者や自治体と交渉している段階といい、具体的な事業者名や、間に合うか否かについて上層部は明らかにしなかった。 電子チケットを採用 新サービスの強みは、行きたい観光地を検索し、交通機関、レストラン、ホテルなどの予約・決済をワンストップで完了できる簡便さ。決済方法はクレジットカードなど複数から選べる