東芝情報システムは、スイッチング方式のDC-DCコンバータとして、24MHzという超高速スイッチング周波数を実現したICの試作に成功した。スイッチング周波数6MHzのICに比べ外付け部品サイズや負荷応答時間を半分に削減できるという。 東芝情報システムは、スイッチング方式のDC-DCコンバータとして、24MHzという超高速スイッチング周波数を実現したICの試作に成功した。高速スイッチング動作により、ICに外付けするインダクタ、コンデンサに従来より半分のサイズのものが使用できるようになり、「電源回路の大幅な小型化が可能になる」(同社)という。 スイッチング方式の電源は、オンとオフのスイッチを繰り返し、オンとオフの時間的な比率を調整して電力を変換する。オン/オフをスイッチする速度(スイッチング周波数)が速ければ、オン/オフの1周期当たりのエネルギーは小さくなる。そのため、スイッチングコンバータI