こうして見ると、True(真)の方がFlase(偽)より大きいという言語が多く感じます。しかしこれほどプログラミング言語ごとに結果が異なるというのも面白いものです。 以下の年表は言語の登場時期と真偽型の大小の結果を示したものです。 プログラミング言語の登場時期と真偽型の大小結果の年表 真偽型から見る言語の歴史 冒頭でも紹介したように、プログラミング言語の黎明期である1959年に登場したCOBOLには真偽型はありません。そして、1972年に登場したC言語にもありません。とは言え、COBOLにもC言語にも条件分岐文はあります。通例では数値の0が偽であり、それ以外の値は真であると判断されます。 なお、C言語では真偽型こそないものの、マクロを利用してTRUEが1、FALSEが0と定義することが通例となっています。WindowsのAPIでもこのように定義されています。また論理否定演算子『!』を使って