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差別に関するventureのブックマーク (1)

  •  「橋のない川」について

    『橋のない川』について 住井すゑがライフワークとして、『橋のない川』を書き始めたのは、夫の犬田卯を失い、その遺品の万年筆を握った時からである。その時のことを次のように述べている。「夫の魂は私に移った。これからは二人分・・・」と抽象的に。つまり、『橋のない川』は犬田卯と住井すゑ2人の共同作業によって書き始めたのだと。彼女は夫の死という悲しみを飛躍のエネルギーに変えていったのである。 遡ると、彼女が6歳の頃、奈良県の故郷で行われた、天覧による陸軍大演習の時、「天皇さんかて糞をするんだ」と知り、人間はみな同じで平等と気がついた。さらに9歳の時、幸徳秋水らの大逆事件のことを知らされて深い悲しみを負う。「わたしが小学校3年のときです。あの事件は1910年、明治43年でしたね。 幸徳秋水、名は伝次郎という極悪人の一味が天皇に対して謀叛を起こしたと、学校の朝礼で校長が話したわけですが、なぜ極悪人かとい

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