警視庁の職員用ネットワークに接続したパソコン数十台がウイルスに感染し、業務に支障が出ていることが23日、分かった。 警視庁情報管理課によると、22日午後に数台の感染を確認。感染したパソコンをネットワークから切断するなどの措置を取ったが、23日以降も数十台でウイルスが見つかった。 ウイルスはパソコンに動作不良などを起こす新種で、部署によってはすべてのパソコンをネットワークから切断するなどしたため業務に支障が出ているという。 職員用のネットワークは外部のインターネットには接続せずに独立しているため、情報流出などの恐れはないという。 情報管理課は、USBメモリーなどを通じてネットワークにウイルスが侵入した可能性もあるとみて原因を調べている。