2018年10月18日に「CARTUNE」を運営するマイケル株式会社の約40%の株式を、筆者が取締役を務める経営共創基盤(IGPI)は株式会社メルカリへ売却することを発表しました。 車好きのコミュニティアプリである「CARTUNE」のファンの人々は各所で自発的にオフ会を開催するなど、非常に熱量の高いコミュニティとなっています。 IGPIは2017年2月、マイケルに最初の投資を行い、その後に2回の追加投資を行いました。最初の投資からEXIT(売却)までは1年8カ月。 マイケルへの投資成功には、創業者であり、ソーシャルランチ、MixChannel、そしてCARTUNEとこれまでインターネットサービスを当て続けている連続起業家の福山誠氏の力が極めて大きく、マイケルの起業と売却のプロセスは起業家、大企業のベンチャー投資、イノベーション担当の方々に何らかの示唆があると考えてまとめてみました。 筆者は