ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (27)

  • 心に引っかかっていた、そのこと、その一つ: 極東ブログ

    なんとなくブログを書かない日が続いたが、ネットから消えたわけでもなく、それなりにこの日々だらだらとツイッターには書いていたりした。何も書くことがないわけでもない。ということで心に引っかかっていた、そのことを少し書いてみようとかとも思うのだが、そう言い出してみて、やはり気は重い。 その一つは、れいの「黒子のバスケ」脅迫事件である。 「黒子のバスケ」というアニメ(実は私もたまに見ることがあるし、コミックも持っていたりもする)と簡素に説明をするにもどうするかなと思って事実関係を見直そうとニュースを見直す過程で、早々にウィキペディアに項目があったことを発見した(参照)。事件を知らない人で知りたい人がいたら参考にするとよいだろう。 当初このニュースを私が聞いたとき、作者に個人的な怨みのある人物の犯行ではないかと思ったが、少し関心をもっただけでそういう印象は消えた。むしろ、なにか社会的なメッセージ性の

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    vid 2014/03/25
    あの陳述って「俺はガキです!」と叫んでるだけで中身何もないじゃん。社会の敗者になったから社会に復讐して社会に殺されてやる!って、典型的幼児レベル俺様思考だよなぁ。
  • 2014年東京都知事選、雑感: 極東ブログ

    都知事選が終わった。ツイッターのほうでは早々に書いていたが、開票の8時とともに舛添さんの当確となるだろうと思っていた。その通りにはなった、という意味では、予想は当たった。が、その他、予想していた部分からは見えなかったことが数点あった。 今回の都知事選で一番興味深いことは、津田大介さんがメインに運営しているポリタスの運営だった。マスメディアからは見えづらい、各層の意見が可視になっていた。かく言う私も寄稿の依頼があり、寄稿した。「現実的な投票か、示威的な投票か ポリタス 「東京都知事選2014」を考える」(参照)である。 率直に言って、寄稿依頼があったときは驚いた。私の意見は、世間に水を差すことが多い。メディアからは嫌われる。またそういう水を差すキャラとしてネットで人気を得たいわけでもない。基ブログの転載はお断りしてきた。が、今回は私の「水を差す」意見も並べておくとよいのではないかと思ったの

    2014年東京都知事選、雑感: 極東ブログ
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    vid 2014/02/10
  • 秘密保護法案について: 極東ブログ

    秘密保護法案についてツイッターなどを覗いていると騒がしい議論や意気込んだ反対運動などが察せられる。人それぞれの思惑というのがあるだろうし、その人の背景の思惑というのもいろいろあるのだろう。民主主義国なのでいろいろあっていいと思うが、こういうニュースは伝わるのか、記者さんはどのくらい理解して伝えているのか、と多少疑問に思えたニュースがあった。 今日の毎日新聞「秘密保護法案:国連人権理の特別報告者 日に懸念表明」(参照)より。 【ローマ福島良典】国連人権理事会のフランク・ラ・ルー特別報告者(グアテマラ、表現の自由担当)は22日、日の特定秘密保護法案について「内部告発者やジャーナリストを脅かすもの」との懸念を表明、日政府に透明性の確保を要請した。国連人権高等弁務官事務所(部スイス・ジュネーブ)が報道声明で発表した。 ラ・ルー特別報告者は「内部告発者や、秘密を報じるジャーナリストを脅かす内

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    vid 2013/11/24
    "安全保障という前提が意識されない廃案運動や、「ツワネ原則」から反れた議論(残念ながら日本の知識人に多く見られる)、さらには「ツワネ原則」よりも強力すぎる案(「外国からの情報」に限定する民主党案は強すぎる)"
  • [書評]一流選手の動きはなぜ美しいのか からだの動きを科学する (小田伸午): 極東ブログ

    ところで2020年のオリンピック開催が東京に決まった。すでになんども書いてきたがオリンピックには関心がないものの、東京には来ないだろうとは思っていたので驚いた。欧米諸国からは遠いし、チェルノブイリ原発事故のように福一原発事故を理解している欧米諸国でもあるからだ。 しかし、決まってみると、そういえば、オリンピックって中国が大量に金メダルを獲得するし(当然中国人がたくさんやってくる)、韓国も日より多くの金メダルを取るのだから(当然韓国人がたくさんやってくる)、中韓がそろって東京オリンピックに取り組むというのも、この地域の緊張緩和にはよいこという想定もあったのでは、と思えてくる。 オリンピックには経済効果はないとも言われているし(とりわけ騒ぐような話題でもない常識として)、しかも2020年の東京オリンピックは湾岸でのエコノミーな大会になるので、1964年の東京オリンピックとはわけが違う。それで

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    vid 2013/09/11
    身体を壊すトレーニング、とか言う本が出たら面白いかもなー、とか思った。
  • 「うる星やつら」の思い出: 極東ブログ

    また楽屋落ちみたいな話からだが、cakesで書いている書評の、今回は「めぞん一刻」(参照)が公開された。前・中・後と3回に分けていて今回はその前編分。「めぞん一刻」の紹介説明な部分。書評はできるだけこれから読む人のガイドも兼ねたいと思っているので、基ストーリーや主要人物、要点などをまとめようと思っている。 「めぞん一刻」は単純なラブコメとも言えるのでさくっとまとめてもよいのだが、ちょっと思い入れがあって紹介部分からして重くなってしまった。ネットメディアに重たい文章もなあと思ったが、今回は特例で3回に分けて掲載ということなった。こういう部分は書き手としては嬉しいが、ブログとも違い、あまりそれに甘えてもいけないとも思った。 「めぞん一刻」の話はそちらでということなのだが、今回全巻を数日かけて読み直しながら、並行して書かれていた「うる星やつら」も気になっていた。特に、あれっと思ったのは、「めぞ

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    vid 2012/10/02
  • 中国様のお考えを拝聴してみようではありませぬか: 極東ブログ

    私は中国語がわからないので環球時報の英語版を読むのだが、なかなか含蓄深いお話があったので、ここは一つ、日国民も中国様のお考えを拝聴してみようではありませぬか。拙い試訳ではあるが(参照)。 9月18日には戦争を顧みる機会である 今日は、前世紀、日中国に侵入した、あの9月18日の出来事の81周年記念日である。日侵略への抗戦は1945年に終了したが、魚釣島問題での最近の世論加熱をめぐって再びその警戒が沸き起こってきている。中国と日の間に新たなる戦争が始まるのかと懸念する人が多数いる。 西太平洋域の国々にあって両国は主要な競争相手であった。81年前に始まった惨事で中国は、日による最大限の屈辱に苦しんだ。日は強大な軍事力の優位で隣国を侮蔑し続けた。日政府が降参してもその心理的な優位が断念されることはなかった。日人にしてみれば、中国の勝利は米国やソ連によってもたられたものである。 1

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    vid 2012/09/20
    外交の根幹は暴力にあるというのをよくわかってる国はいいわ。畏怖だのって、朝貢やって頃の意識そのまんまだね。
  • 現下の中国の反日暴動と尖閣問題についてメモ: 極東ブログ

    現下の中国についてどうなんですか、ブログ書かないんですかと問われて、まあ、それほど予想外のことはないし、実は予想していることは別にあるんだけど書くと物騒なんで、どうしようかなと思っていたけど、ちょっと概要的な部分をメモしておきますか。 まず、今回の中国の反日暴動の原因なのだけど、これはいうまでもなく政治的な裏がある。こんなのは陰謀論とか部類にも入らないイロハな話だけど、問題はどういう政治的な構図なのかというより、どういう具体的な力学というのが、まだはっきり見えない。 構図については大ざっぱに言えば、このところ勢力を固めて院政が敷けるかと思っていた胡錦濤と共青団へのバックラッシュであり、太子党や軍、地方勢力といった個別利権の政治勢力との対立がある。ではどういうふうに対立しているか。 この部分についても存外に単純で、中国共産党第18回大会で、現行9名の政治局常務委員を共青団に有利な7名体制にす

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    vid 2012/09/17
    『寝た子を起こすな論でいうなら、悪いのは野田首相ということになるのだが、あまりそういう議論がないあたりが日本の議論の香ばしいところだ』全く。石原が悪い論はそこかしこにあるな。
  • 誰が弱者か?: 極東ブログ

    2ちゃんねるのまとめサイトだろうか、「どっちが弱者ですか?」(参照)というネタが上がっていた。ネタだというのは一目見ればわかるが、この絵はちょっと奇妙な後味を残す。誰が弱者か?という難問の、どこかしら質を突いているからだろう。 5人の人がいる。左から。 (a)貯金4000万円の働かなくても年金生活の老人。 (b)年収300万円の疲れ切ったブラック会社員。 (c)年収250万円の派遣社員。 (d)年収200万円のフリーター。 (e)旦那が年収1000万円の専業鬼女。 もちろん、ネタ元の「あなたの優しさで席をゆずりましょう」というときは、妊婦(e)や老人(a)に席を譲ろうという話だったのだが、これを「弱者」に問題をすり替えたとき、譲られるべき老人(a)も妊婦(e)も社会的な「強者」ではないのかというアイロニーである。 もちろん、とまた言うが、この局面では座っている権利を持っている人が身体的な

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    vid 2012/07/29
  • 国会の壮絶な茶番の陰で繰り広げられている対決: 極東ブログ

    昨日の国会は壮絶だった。これまで国会の怒号・乱闘だの深夜の牛歩だとフルコースでひどいものを見てきたと思っていたが、昨日は格別の一品だった。そもそも国会の体をなしてなかった。定員削減の司法判断を反映しないからそもそも違法だという斜め上の話ではない。まずもって国会が国民代表の熟議の場になっていないのである。国会の議論でも民主党党内の議論でもなく、党間の密談でやっちゃえって、なんですか、これ。 戦前の大政翼賛会ってこういうものだったのだろうなと感動を新たにしたのだった。 マニフェストを自ら堂々とご破算にした民主党は今後どんな政策を打ち出してもギャグにしかならないから、もう二度と国政に復活する目はないと思う。麻生さんがあれだけ景気に配慮していたのにそれを忘れて、弾力条項打ち消した消費税増税をそのまま飲む自民党も、自滅。なにが野党だよ。政権受け皿になってないじゃん。 こんな国会には参加できないとして

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    vid 2012/06/27
  • 音引きと促音をやめるとジャパニーズ・イングリッシュ臭さが抜ける: 極東ブログ

    昨日のついで英語の発音の話。このネタ、他所で見かけたことがないので、ちょっと書いておこう。どういうことかというと、音引きと促音をやめるとジャパニーズ・イングリッシュ臭さが抜ける、という話。何、それ? 皆さんご存じだと思うけど、確認から。音引きというのは、伸ばし音。長音ともいう。たとえば、「おばーさん」の「ー」が音引き。そして、促音というのは、詰まる音。例えば、「がっかり」の「っ」のところ。 これがどうして英語の発音に関係するのか。関係するんですよ。簡単にいうと、英語には長音も促音もないのに、日人が英語で発音するとこれ無意識に入れちゃいがち。ちょっくら説明しみよう。 英語に長音はない 車(car)は「カー」。The internetは「インターネット」。印刷機(printer)は「プリンター」。少女(girl)は「ガール」。「スポーツ」(sports)。というように、英語をカタカナで表現す

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    vid 2012/06/20
  • 人類祖先のアジア起源: 極東ブログ

    先日雑誌「サイエンス」のニュースに人類祖先のアジア起源の話があった(参照)。その手の話は以前にもあるし中国の学者とかが好みなので、またその類かなとも思っていたが、「サイエンス」誌でもあるしネタ元の論文を見たらPNASだったので、それほどネタ臭いというわけでもなさそうだった。記事は「サイエンス」から「ワイヤード」にも転載されていたので、日でも翻訳も出るんじゃないかと思うが、今のところなんとなく見当たらない。ニュースとして取り上げているところもなさそうので、簡単にブログで拾っておきたい。 あらためて言うまでもなく、人類の直接的な祖先はアフリカで発生したというのが定説である。だが今回のPNAS掲載の論文「ミャンマー発祥の始新世中後期霊長類と初期類人のアフリカ植民地化(Late Middle Eocene primate from Myanmar and the initial anthropo

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    vid 2012/06/10
  • 光市母子殺害事件元少年の死刑: 極東ブログ

    1999年に起きた山口県光市母子殺害事件で、強姦致死などの罪に問われた元少年の死刑が20日、最高裁で確定した。元少年は犯行当時、死刑が認められる年齢である18歳を超えていたものの、満18歳を1か月超えたばかりで、その点でも死刑が妥当かなどを含め、死刑の基準についても長く議論が続いていた。 検察は死刑求刑したが、1審の山口地裁は無期懲役とした。地裁判決要旨を引用したい(読売新聞2000/3/22より)。 主文 被告人を無期懲役に処する。 (罪となるべき事実) 【第一】 被告人は、平成十一年四月十四日午後二時三十分ごろ、山口県光市室積沖田四番の村洋方において、同人村弥生(当時二十三歳)を乱暴しようと企てたが、同女が大声を出して激しく抵抗したため、同女を殺害した上で目的を遂げようと決意し、頸部を両手で強く締め付けて殺害、乱暴した。 【第二】 同日午後三時ごろ、前記方において長女村夕夏(

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    vid 2012/02/23
  • ボードゲーム「世界の七不思議」日本語版: 極東ブログ

    ボードゲーム「世界の七不思議」(参照)は、2009年の「ドミニオン」(参照)に続き、昨年「ドイツ年間ゲーム大賞 エキスパートゲーム大賞」「ドイツゲーム賞 大賞」「アラカルトカードゲーム賞 大賞」の三大賞を獲得した。評判に押されて日語版も出たのでやってみた。なるほどの面白さであった。 「世界の七不思議」は「ドミニオン」同様、カードが主体なので、ボードゲームと呼ぶのは違うようにも思うが、広義にドイツボードゲームとしてもよいのではないか。やってみた感触はトレーディングカードっぽいドミニオンより、純然たるボードゲームである「エンデバー」(参照)に近い。 「エンデバー」が出たついでに言うと、このゲームは大航海時代の世界で、「世界の七不思議」は古代ヘレニズム世界である。何回かやってみると、歴史的な象徴の暗喩もよく練られていることがわかって楽しい。 ボードゲームには詳しくはないのであまり比較はできない

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    vid 2012/01/04
  • バカ騒ぎしても、結局、TPPで日本は仲間はずれ: 極東ブログ

    TPPのバカ騒ぎで苦渋の参加表明をした野田ちゃん日。血相を変えていた民主党議員の誰一人として離党ということもなく見事にヘタれて、ひとまず一段落つけ、さてハワイの空の下、結果は、というと、仲間外れ、である。繰り返すが、なんだったの、あのバカ騒ぎ。やってもやらなくても、まったく同じ状況だった、というのに。 12日、ハワイ、ホノルル、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する9か国――米国、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、ベトナム、ブルネイ、チリ、ペルー――は首脳会合を開いた。日は、そこに、いない。まだ参加もしてないのだから当然だが、前回横浜で開催されたときは、当時の菅首相がオブザーバーで「いた」ものだった。そして今回、ぼくらの野田ちゃん首相はどうなったかというと、オブザーバーにもなれなかった。日不在、仲間はずれ、つまはじき、村八分、である。バカ騒ぎで盛り上が

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    vid 2011/11/14
    米国牛肉だけで終わる話だったら、その通りなんだろうけどなー。
  • 菅直人首相はたぶん、嘘をついている: 極東ブログ

    考えようによっては些細な話でもあるのでブログで言及するまでもないことだと思っていたが、もう一度考えてみると不可解な話でもあり、視点を変えると意外に根の深い、悪質な問題が潜んでいるではないかとも思えてきた。簡単にメモしておきたい。 話は表面的には難しくはない。菅首相が在日韓国人から違法献金を受けていたという話である。そしてそれゆえ、それ自体は大した話でもない。 現実問題として、日政治家が在日韓国人・朝鮮人から献金を受けていたとしても、通名からであれば原則的にはわかりようもない。あるいはそういうタテマエになる。これを違法とするのは、パチンコ換金や道路ねずみ取りみたいなもので、ご都合主義の問題である。 むしろ前原元外相がなぜか律儀にこの問題で辞任したのが逆に不可解な話で、現在の菅直人首相のように、万引き現行犯がばっくれて言うように、問題とわかってから返したんだからもう問題はないだろと、シラを

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    vid 2011/07/29
  • 福島原発が世界に残すかもしれないひどい遺産: 極東ブログ

    菅首相が昨日、脱原発の方針を目指すとして記者会見を行った。私はリアルタイムに聴いてなくてツイッターで話を知った。それによると「原子力は安全性確保だけでは律するのことできない技術だ」と述べたらしい。呆れた。当にそう発言したのだろうか。NHKの7時のニュースでその記者会見が小ネタ扱いで報道されたので聴いた。たしかにそう発言していた。東京工業大学も情けない卒業生を出したものだな。 最初に自分の立場を明確にしておくと、私は反原発でも原発推進でもない。現状の原発がこのまま推進できないことは明白であり、特に安全性対策と廃棄物処理について大きな変革が必要であるのは論を俟たない。また日の原発をなくすとしても中長期的な問題であり、当面は安全性対策が重視される。であれば、反原発でも原発推進でも中期的な展望に異なる点はない。つまり、現下の問題ではない。菅政権は復興という現下の問題に取り組むべきであって、脱原

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    vid 2011/07/14
  • 自衛隊は暴力装置ではない。タコ焼きがタコ焼き器ではないのと同じ。: 極東ブログ

    仙谷由人官房長官が18日の参院予算委員会で、「暴力装置でもある自衛隊はある種の軍事組織でもあるから、シビリアンコントロールも利かないとならない」と発言し、「自衛隊が暴力装置とはなにごとだ」という文脈で話題になった。仙谷官房長官も即座に失言を認め「実力組織」と言い換えた。 話としては、天皇機関説や女性機械説と同じ類の、学問をしてない人は誤解するということで、たいした失言でもないようにみえる。問題があるとすれば、仙谷官房長官の認識が間違っている点にある。自衛隊は暴力装置ではないのである。それは、タコ焼きがタコ焼き器ではないのと同じことなのだが、まあ、ご説明しようではないか。 社会学や政治学や法学の世界では「暴力」という言葉はドイツ語の"Gewalt"(ゲバルト)の定訳語として使われることがある。その意味で社会学での定訳語としての「暴力」は日常使う意味合いと異なることがある。 同じことは英語にも

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    vid 2010/11/19
    斜め読み。国家のあり方が暴力装置である、と読んだけどあってるのかな……後で、もう一度精読しとかなきゃならんかな。
  • 尖閣沖衝突事件の中国人船長を釈放: 極東ブログ

    領海内である尖閣諸島周辺で7日海上保安庁・巡視船に中国漁船が衝突し、公務執行妨害の疑いで逮捕・送検・拘留されていた詹其雄(41)船長について、那覇地検は今日、処分保留の釈放を決定した。理由は、「船長がとった行動に計画性は認められず、我が国の国民への影響や今後の日中関係を考慮した」(参照)とのことで地検が外交関係に配慮したことを明確に示した。釈放時期は未定だが早急に実施されることだろう。 司法が外交に言及するなど、通常なら余計なことを口にして愚かなことだと見られがちだが、今回の地検対応はそれなりの意味がある。 日人の大方の印象は理不尽な中国の圧力に屈した菅政権の弱腰外交の影響を見ることだろう。この数日、中国側は詹船長釈放に向けてかなりの圧力をかけていたことがどうしても背景に見られてしまう。 国連総会出席で訪米した温首相はニューヨークの在米華人会合で「必要な対抗措置をとらざるをえない」(

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    vid 2010/09/25
    『借りを受けたと理解すれば、それなりのお返しはしてくれる』謝罪と賠償要求が「借りを受けたお返し」なんですかね?
  • 2010年参院選、民主党大敗: 極東ブログ

    参院選挙で民主党が大敗した。言うまでもな敗因の責任者は菅直人首相である。民主党のマニフェスト崩壊、政治とカネの問題、普天間基地問題失態、さらには保守勢力が懸念する外国人地方参政権、夫婦別姓、人権救済機関設立といった諸問題を、「日は財政破綻国家になるぞ、すわっ一大事」という国家主義的な嘘演技で覆い隠そうとし、あまつさえ自民党にもヒンヤリと抱きつくという奇策は、壮烈なまでの失策だった。当の論点であるべき財政問題も消費税もまったく理解していない経済音痴がせっせと墓穴を掘り続けていた。急な坂を転げるような民主党の失墜では、鳩山前首相のように人間離れした言明を通すのとは違い、菅首相は人間らしい弱さで右往左往し選挙直前にはごめんなさいと首をすくめたが、民主党内ですら、ああこの選挙はやる前からダメだなという嘆息が漏れていた。鳩山さんが憎めない人であるように菅さんも憎めない人だなとは思うが党首にも首相に

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    vid 2010/07/12
    『おかげで民主党としては、地味に他党と政策を摺り合わせていく必要がある。ねじれを懸念する声もあるが、これでよかったと思う。参院というのはそういう議会でもある』全くの同意。
  • [書評]これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学(マイケル・サンデル): 極東ブログ

    「これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学(マイケル・サンデル)」(参照)をアマゾンで注文したとき、発送は随分遅れるとのことだった。発売日には来なかった。が、翌日来た。昨日である。読みやすく面白い。昨晩熱中して半分読み、今日後半を読み終えた。政治哲学をこれだけわかりやすく説明する書籍は希有ではないか。高校生や大学生には社会を考えていく上で是非お勧めしたい。 書巻末謝辞を見ると、「書は講義として誕生した」とある。講義は「ハーバード白熱教室」というタイトルで現在、NHK教育放送中らしい。私は見たことがない。英語のままであれば「Justice with Michael Sandel」(参照)で見ることができる。もっと小さなクラスの講義かと思ったら、大講堂での講義である。 政治哲学というと厳めしいイメージがあるが、サンデル教授は卑近な例、日常的な問題、社会ニュースの話題など馴

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    vid 2010/05/25
    哲学を面白く紹介し、学習させる手腕がすごいよなぁ。//『人命も数値で換算され合理性が問われることになる』例えばトリアージ関連なんかが?界隈でも賑わってたが、これも「哲学」だよなぁ。